和牛のテレビ出演が減少している真の理由! 干されたわけではない!

TBS系『情熱大陸』に、お笑いコンビの和牛が出演した｡中堅実力派お笑い芸人として､漫才に定評があるコンビだが､『M-1グランプリ』でしっかり結果を残した割には､テレビ出演が少ない｡その理由が番組内で明かされた｡

彼らの日常生活に密着すると､分単位のスケジュールをこなしていることが判明｡何故そんなに多忙なのか｡和牛の2人は､｢他の仕事を断ってでも年に500回は劇場に立つ｣と力強く話す｡
漫才の舞台を非常に重んじており､ベテランになってもずっと舞台に立ち続ける芸人を目指している｡だからこそ､ブレイクしてテレビ番組の仕事が増えようが､ある程度セーブして､劇場出演を優先するのだ｡

｢演出めいたものがあまり好きじゃないっていうのはコンビの総意｡そういう意味で言うと､テレビに本腰入れてやってはる人らもすごいと思いますし､めっちゃ面白い先輩の人たちがテレビのネタを最大限に生かそうと徹するって､中々の度量がないとできないと思うんです｡作りたいものが決まっていて､自分らがいかにその調理法に合う食材にならないといけない｣と川西賢志郎は説明｡

テレビ番組は､プロデューサーやディレクターの意向が強く反映され､芸人自身はそれに従うのが常｡明石家さんまやダウンタウンぐらいの大物にならないと､自分達が本当にやりたい事をやるのは難しい｡
近い将来､和牛を観るためには劇場へ行けないといけない時代が来るのだろうか｡

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