木村沙織がレシーブで崩され失点を与え課題露呈! アタック力は合格点!
女子バレーボールのロンドン五輪世界最終予選が5月19日から開幕し、日本代表は初戦ペルー、二戦目チャイニーズタイペイに連勝した。

初陣となったペルー戦は、相手のサービスで木村沙織が狙われた。攻撃の中心となる木村沙織がレシーブで崩され機動力を失い相手に連続ポイントを渡す場面も。「(過去の)ビデオで見ていた時からサーブの良さはリョウさん(佐野優子のあだ名)と話していた。」と警していたという木村沙織だが、「スタートは硬さがあった」と振り返る。

相手はサーブがすごく良くて、一か八かで打ってきた」と強烈なサーブに対し、かねてから練習してきたレシーブ力向上の成果も現れたと話し、「嫌なサーブ(ビッグサーブを)を1回で切れるように心がけていた」そう。
途中からはチームの雰囲気も良くなり、結果的には3セットストレート勝ちでまずは一勝。チームに勢いをつけた。

翌20日に行われたチャイニーズタイペイ戦は木村沙織の攻撃力が爆発。両チーム最多となる21得点をあげた。試合後木村沙織は「自分たちのサーブが走っていたのですごく(攻撃の)リズムが出たと思う」とサーブが大きな勝因となったと分析。

二戦連続ストレート勝ちでも気持ちは緩めていない。「勿体無いミスもあった」と、対戦相手が格下だっただけに3セット合計43点の失点も反省材料だ。ただし、ペルー戦で課題となったレシーブもチャイニーズタイペイ戦では修正出来ていたといい、「(次戦も)サーブで攻めていけるように頑張りたい」と意気込んでいる。

今後の日程は、22日にタイ、23日韓国、25日キューバ、26日ロシア、27日最終日セルビアと世界強豪国との試合が続く。
木村沙織が世界最高のエースへと成長出来たのか。真価が問われるのはここからだ。
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