バッテリー
[第10話]
横手二中との試合を前にした大切な時期なのに、巧（中山優馬）の球はコントロールがきかなくなってきた。「宿敵・門脇との勝負を目前なのに…」。巧は、速球のコントロールが出来なくなっていることを隠そうとするが、豪（高田翔）はそんな巧の気持ちに気づき、２人だけで必死に投球練習を行う。06/12放送
巧のスランプの原因がプレッシャーからくるのか、それとも、他に理由があるのか…。原因がわからず戸惑う豪。そんな豪に戸村監督（千原ジュニア）は、巧を信じて見守ってやることをアドバイスする。
いよいよ試合の前日。巧は豪に対する信頼と、今まで培ってきたかけがえのない絆を実感していた。「試合では豪のミットめがけて最高の球を投げる！」巧は約束する。
試合当日、巧は母（斉藤由紀）に「ありがとう」と、初めて言葉で気持ちを伝えた。「頑張ってらっしゃい！」母は巧の背中を押した…。
いよいよ試合がはじまった。はじめは送球が乱れる巧だったが、巧は豪のミットだけを目指して投げると、徐々に制球が整ってきた。
大丈夫！
巧は豪を、豪は巧を信じた。いよいよ高校生ナンバーワンと名高い、横手二中の4番・門脇との決戦を迎える。
「一番速い球を、豪のミットに!!」
巧の速球が、豪のミットめがけて投げられた!!《終》
06/12
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第1話
中学1年生。ポジションはピッチャー。
【Profile】
年齢：13歳
出身：東京
職業：新田東中学校1年2組
趣味：野球
ポジション：ピッチャー
家族構成：父、母、弟、祖父
血液型：不明
身長：167cm(中学1年生時点)
体重：不明
★中学生とは思えない速球を投げる天才少年。長所も短所も意思が強いこと。ちょっとやそっとのことでは決して折れないが、納得のいかないことには、たとえ大人の意見でも命令でも従わない。初めて自分の速球を補給できるキャッチャー・豪（高田翔）とめぐり合い「野球をがんばろう！」と意気込むが、意思の強さが裏目にでてしまう。
巧と同じ中学1年生。
ポジションはキャッチャーで、巧が新田市に引っ越してきたのをきっかけに巧とバッテリーを組むことに…。
巧に出会ったことを運命のように感じているが、巧の才能についていけず、時々不安になる。
頭がよくてまじめなだけに、「なんとか巧の能力に追い付こう！」と努力するのだが、それが原因で、本来の野球の魅力を忘れかけてしまい、野球そのものを楽しむ事ができなくなってしまった…。
性格が温厚なだけに、誰かに相談することもできず…。
巧の3つ下の弟で小学校4年生。
病弱で、激しい運動をするとすぐに体調を崩してしまう。しかしそのことに周りから同情されるのが嫌いである。
野球をしている兄に幼い頃から憧れを抱き、新田市に引っ越した際自身も野球を始めた。
祖父の洋三の見立てによると、野球センスには光るものがあるらしい…。
繊細かつ優しい性格で、巧の感情の変化にも敏感。
その場の空気を和ませる癒し系のキャラクターでメンバーから慕われている。
巧（中山優馬）の母、38歳。高校球児を甲子園に導いたことのある父を持つが、父への反発から巧が野球をやることを快く思っていない。駆け落ち同様に広（堀部圭亮）と家を出てしまうほど勝気で熱い性格。
巧（中山優馬）の父、40歳。電機メーカーで働く、ごく普通のサラリーマン。巧の父親だが、運動は大の苦手。どちらかといえば、勝気な妻・真紀子（斉藤由貴）の尻に敷かれている感じ…。
巧（中山優馬）と豪（高田翔）が通う、新田東中学校の野球部監督。高校時代の恩師は、じつは巧の祖父・洋三（石橋蓮司）。管理指導により野球部を強くしてきたこともあり、巧と豪にも厳しく指導にあたる。
巧のクラスメート。意思が強く、自分の考えにまっすぐな巧に憧れている。
特技は尺八。
野球部のチームメート。
豪の幼なじみ。農家の息子。
巧のクラスメートの矢島に憧れている。
野球部のチームメート。
小学校からの豪の友人であり野球のチームメート。
すし屋の息子。
中学３年生。野球部のキャプテン。
根っからの野球大好き少年。
後輩の面倒見がいい。
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