傍聴マニア09第9話あらすじ完全版

傍聴マニア09

[第9話]

12/17放送

森夫（向井理）が今回傍聴した裁判は、援助交際に関する裁判だ。
被害者はミカ・16歳。被告人は鶴見・42歳だ。

「金持ちのおじさんとエッチなことするだけ。ミカも一緒にやろうよ！」ミカはネットの中高生コミュニティサイトで知り合い仲良くなった・マキに援助交際の話を持ちかけられる。

お小遣いが欲しいと思っていたミカは「マキと二人で一緒にやるなら…」と、マキの誘いに乗りホテルのロビーで待ち合わせをする。ところが、待ち合わせ場所で待っているとマキから「急用で行けなくなった」というメールが入った。仕方なく、ミキはその場に現れた鶴見と一緒にラブホテルへ行くことになったというのだ。

検察官・星川の鋭い追及から、マキ＝鶴見だとわかってしまう。鶴見は自分の娘が中高生コミュニティサイトを利用していることを知り、「マキ」という女子高生を名乗ってコミュニティサイトに登録していたのだ。そして、自作自演で少女を誘い出し援助交際をしていたという。さらに援助交際にやってきた女子高生とのセックスを隠し撮りして、約束の代金を払わないという行為に及んでいたのだ。余罪もあった。

しかし鶴見は逮捕される前に援助交際を辞め、ビデオも全て廃棄していた。過ちに気づいたというのだが…。

これに対して、「この手の犯罪は再犯率が高い」山野（六角精児）と美和（南明奈）は冷ややかだ。

弁護人が、「なぜ、過ちに気付いたのか、理由を教えてください」と聞くと…衝撃的な事実が浮き彫りになる。

ある日、例のごとく、マキになりすまた鶴見は女子高生をある公園へ誘い出した。ところが、そこに現れた女子高生はなんと鶴見の娘だったのだ！

動揺した「今日は中止」と娘の携帯電話にメールをするが、娘からの返信には、父親として耐え難い内容が書かれていた。

「わたしピル飲んでるからNNおっけーだしー」

そのとき、傍聴席で泣く女性の姿が…。女性は鶴見の妻だった。

「そのメールを見てどう思いますか？」との問いかけに、鶴見は「娘を汚した男達を殺してやりたいと思いました」と答えた。「貴方も同じ事をしたんですよ」という言葉に、鶴見は二度と援助交際を行わないことを誓った。

裁判が終わった後、森夫が一人でいると…鶴見の妻がやってきた。森夫は鶴見の妻から「何が面白いんですか？人の不幸を見るのがそんなに面白いんですか」と非難される。

「最低ですね」という言葉に、森夫は傍聴を辞めることを決意する。

ところが、皮肉にも、そんな森夫に「裁判員裁判呼出状」が届くのだった。

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