東野圭吾ミステリーズ
[第4話]
少年犯罪を専門とする弁護士・葉子(観月ありさ)は、殺人を犯した少年の弁護をして勝った。07/26放送
だが、世論やマスコミの風当たりは強く、葉子は非難の声を浴びせられる。
帰宅した葉子は駐輪場の隅に少女(大野いと)の姿を発見。
だが、少女は記憶を何もかも失っているようだった。
葉子は彼女を自室に入れ、持ち物に書かれたREIKOという文字からレイコという名だと知る。
その夜、葉子のマンション近くで、殺人事件が発生。
被害者の前村(川井つと)はナイフで一突きされて死んでいた。
妻・加津子(浅見れいな)は、夫は半年前に出ていき、行方も知らなかったという。
捜査に当たったのは警部補の今西(平田満)と部下の阿藤(荒木宏文)。
彼らが持っていた容疑者の似顔絵はレイコにそっくりで、葉子は驚く。
葉子は恋人で心理カウンセラーの真一(吉田栄作)に連絡。
だが、葉子のいない間にマンションにやってきた真一に、レイコは別人のような恐ろしい顔を向ける。
レイコはかつて男性から虐待を受けたことが原因で、多重人格になったのだろうと真一は葉子に言う。
レイコは駅前の学習塾で働いている早苗(中村ゆり)を呼べと葉子に命じた。
レイコは早苗が自分を裏切ったことに怒って、彼女の恋人を殺したと言う。
前村のことかと思われたが、早苗は自分の恋人は生きていて、昨日も一緒にいたと告げた。
レイコは前村を早苗の恋人と勘違いして、殺してしまったようだった。
そこへ、早苗を見張っていた阿藤が踏み込んでくる。
レイコは逮捕され、葉子が弁護を引き受けた。
調べの結果、レイコがかつて父親から性的虐待を受けていたことが分かる。
トラウマを抱えていたレイコだが、マンションの隣の部屋に住む早苗と親しくなった。
だが、早苗に依存する心が強くなりすぎ、彼女が男性をいるのを見るだけで凶暴な人格が現れるようになった。
早苗の部屋に仕事の用事で訪れただけの同僚の福沢(山中聡)は、レイコにナイフで襲いかかられていた。
だが、今西や真一はなぜレイコが前村を早苗の恋人と勘違いしたのか疑問に思っていた。
何者かがレイコがそう勘違いするように誘導したのではないかという疑惑が起こる。
だとしたら、その誘導をした犯人はレイコが多重人格であることを知る人物だ。
やがて、加津子が不倫をしていたことが分かる。相手は福沢。レイコの多重人格を知っている。
福沢と加津子は共謀して、レイコが前村を殺すよう、早苗の恋人だと吹き込んだのだ。
1年後。レイコは責任能力がないとして、不起訴となる。
レイコは、病院に面会にやってきた葉子に抱きついて、お礼を言った。
…と思いきや、レイコは突然、高笑いする。
凶暴な人格が本来の彼女で、記憶を失ったおとなしいレイコは演技だというのだ。
レイコは葉子のおかげで罪に問われなかったと不敵な表情で告げる。
葉子は驚きを隠しつつ、レイコの弁護結果について記者会見に臨む。
街頭のモニターに映し出されたその姿を、レイコは遠くから見つめていた。
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キャスト
石上純一 / 唐沢寿明(からさわとしあき)実業団のアーチェリー部のコーチ。
愛弟子である望月直美を自殺という形で失ってしまう。
直美から遺書ともいえるビデオレターを残される。
田村厚子 / 松下奈緒(まつしたなお)
大阪に単身赴任していて殺された田村洋一の妻。
何故か大阪への強い拒否反応がある。
浅野葉子 / 観月ありさ(みづきありさ)
弁護士。自宅付近で倒れていた、記憶をなくした少女を助け自分の部屋に連れていく。
男性が刺殺された現場で少女の目撃情報が出る。
中川伸彦 / 反町隆史(そりまちたかし)
再婚の新婚旅行で沖縄にやってきた男。
昨年娘を石油ストーブの不具合による一酸化炭素中毒で亡くしている。
娘は新妻・尚美に殺されたのではないかと疑惑を抱き続けていた。
青山弥生 / 長澤まさみ(ながさわまさみ)
書道の師範。恋人の北沢のマンションへ行き、彼の死体を発見する。
アルファベットの「A」のようなダイイングメッセージがあり、部屋は荒されていた。
ある会社社長の遺言書がなくなっており、北沢が持ち逃げしていたという事実が浮かび上がる。
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