ジョシデカ〜女子刑事〜
[第2話]
10/25放送

次々と連続して起こる殺人事件。ついには畑山来実(仲間由紀恵)と桜華子(泉ピン子)が無事救出した佐藤有希(入山法子)が、4人目の犠牲者となってしまった。
手のひらに書かれた謎の番号は13。念願の刑事になって初めて人助けができた喜びを感じていた来実だったが、有希の「ありがとう」の言葉を思い出し、ショックを隠しきれないでいた。

有希が死んでいたのは浴槽だった。しかも、水は新しく、衣服にも乱れた様子はなかったのだ。となると――と2人で推理を働かせていたとき、捜査一課が入ってきた。「女は野次馬の整理でもしてろ」という一課にたてつく来実に、華子は「黙ってろ!」と一喝する。

連続殺人事件の捜査会議の席で、有希は保険証も住民票も履歴書も身分を偽っていたことが判明する。
「気合を入れていくぞ!」と事件解決に燃える来実と華子だったが、警視庁の柳田隆弘(田中哲司)は、街中で発砲したことを問題視し、2人を捜査から外れるよう命じた。そして、来実と華子は連続ひったくり事件の捜査を担当することになる。
それでも、「私たちだけで犯人捕まえましょう。犯人、絶対許せません」と憤る来実に、華子は「事件が大きかろうが小さかろうが、被害者を知ってようが知ってまいが淡々と事件を解決する。捜査に私情をはさむな」とたしなめる。

そんな時、日暮署にひったくり事件の被害者が現れた。
なんとその被害者は、華子の家に居候しているパク・ジウォン(リュ・シウォン)であった。
ジウォンは華子を「お母さん」と呼ぶことに、来実は疑問を感じていた。
ゴミを撮影中、父親の形見であるカメラを、バイクに乗った人物にひったくられたジウォンは、そのときバイクに引きずられたのだ。幸い軽傷ですみ、かわりに犯人の手にひっかき傷をつけてきたというが、来実に「私情をはさむな」と言った華子は、ジウォンをわが子のようにかわいがっているため、犯人を許せないでいた。

ジウォンの協力を仰ぎながら、ひったくり事件の捜査をすすめる来実と華子だったが、来実は、やはり殺人事件のことが気になって仕方がない。その来実の気持ちを知った華子だったが、もう一度「大きい事件にいきたい気持ちはわかるが、私たちは今、ひったくり犯をつかまえるんだ」と念を押し、「こういうことを地道にやっていって犯人逮捕すれば、戻れるかもしれない」と微笑する。それを聞いた来実は感動し、ひったくり事件の捜査に身を入れる。
しかし、手がかりはなく、華子はギャルたちがいる場所に来実とジウォンを連れていく。そして、バイクに乗った悪党がいないか情報集めにかかった。すると、柿原という男の名前があがってきた。
と、そこに現れた捜査一係の吉井耕介(大倉孝二)から、佐藤有希は大会社の社長令嬢で、その会社はかなり汚い仕事の仕方をしていたという情報を得る。

ジウォンに作ってもらったごはんを食べていた来実だったが、まだ殺人事件のことが気になっていた。そんな来実に華子は「集中しろ」というが、ジウォンは「人ってお金が恨みでかわりますからね……」とつぶやく。

翌日、来実と華子は柿原の家を見張っていた。と、柿原本人が家から出てきた。2人は尾行を始めるが、柿原はレンタルビデオ店に入ったりしながらも、なかなか尻尾を出さない。
すると、反対に尾行がバレてしまった! 「バイクのことをききたくて」という華子に「おまえたちがバイク泥棒か」とつっかかる柿原。と、その時、向こうから、柿原が「おれの!」というバイクが走ってきて、荷物を奪った。柿原がもったチェーンがからまり、そのまま引きずりながら走るバイクを追いかけていた来実は、彼を助けるために引き金を引いてしまう。弾はチェーンにあたり、柿原とバイクは離れた。そして、華子はバイクに乗った男を逮捕した。
はたしてそれは来実がレンタルビデオ店でぶつかった男(桐山)だった。来実はその男のことを、「コンタクトをしているのにメガネをかけている。ビデオを借りるときも手袋をしていた」など怪しんでいたのだった。

無事にジウォンのカメラは戻ってきた。
しかし――、来実はまた道路で発砲してしまった。捜査一係に戻れるのは、まだまだ先のことになりそうだ。

その時、華子の携帯にジウォンから電話が入った。返ってきたカメラの写真を現像したら、テレビで見た女の顔が写っていたのだという。それはいったいどういうことなのか――?
12/20 第10話


12/13 第9話


12/06 第8話


11/29 第7話


11/22 第6話


11/15 第5話


11/08 第4話


11/01 第3話


10/25 第2話


10/18 第1話

キャスト
畑山来実 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)
この秋から、日暮署刑事課・捜査一係に配属された新人刑事。明るく、正義感が強く人情味があり、前向きでめげない。ただし、ちょっと天然ボケ。
視力は7.0で、抜群の動体視力を持っており、猛スピードで逃走する車と一瞬すれ違っただけで、運転手の顔を識別できる。また、射撃の腕にも優れているが、“危険回避のため”という勝手な判断で許可なしに発砲してしまい、上司の華子や青山課長の頭を悩ませる。
桜華子 / 泉ピン子(いずみぴんこ)
日暮署刑事課・捜査一係のベテラン刑事。
口も性格も悪いが、35歳の春に交通課から念願の刑事課に移動し、いまや検挙率は署内ナンバーワン。
刑事課にきてから18年間、同期の男たちが出世し、女性は次々と結婚して職場を去ってゆく中、「現場一筋、イチ刑事」として努力し現在に至る。地道な捜査スタイルから“ねばりの華子”のニックネームがあるほどで、アメとムチを巧妙に使い分けながら、幾多の事件を解決してきた。柔道は二段の腕前。
岩代百枝 / 片平なぎさ(かたひらなぎさ)
来実の警察学校時代の主任教官。
凛とした姿勢、確実に標的をものにする、正しく発せられる美しい日本語――そんな超人的な美しさにあこがれ、彼女のような女性警官になりたいと、来実が心から願う憧れの存在。

パク・ジウォン / リュ・シウォン(りゅ・しうぉん)
華子が若かりし頃、唯一愛した韓国人男性、パク・チョンスの忘れ形見。ジウォンは2歳のときに実母を亡くしている。そのころ、日本で仕事をしていたチョンスが華子と恋に落ちたため、ジウォンは華子のことを母親のように慕う。
ジウォンは、韓国でカメラマンをしていたが、あることがきっかけで“生きることへの意欲”をなくしてしまい、本当の母のように接してくれた華子を頼って、日本にきた。料理が得意で、日暮署の刑事たちは、ジウォンの差し入れを楽しみにしている。

青山光一郎 / 益岡徹(ますおかとおる)
日暮署刑事課・捜査一係の課長。
華子の三期下の後輩だが、猛勉強して警部になった。刑事のくせに臆病で、現場が苦手。実はかつて、仕事一筋に働く華子に憧れ「ボクと結婚してください!」とプロポーズしたことがある。
結局、あっさりとフラレてしまったが、華子はいまだにそのラブレターを持っていると、それをダシに脅されたりする。
吉井耕介 / 大倉孝二(おおくらこうじ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。テレビ局が事件現場へくると、わざわざカメラに映ろうとしたり、派手な行動をとったりするミーハーな男。刑事ドラマに憧れて刑事を目指したので、現場で事情聴取する自分に酔いしれることもしばしば。

本田聡史 / 袴田吉彦(はかまだよしひこ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。
いつも日焼けをしているマッチョ。時間があれば、署内でいつも筋トレをしている。ジャケットにアーミーブーツといういでたちだが、実は気が弱く、本当は殺人事件などには関わりたくないと思っていたりする。

高木潤 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。
来実が来るまでは最年少で、雑事をいつもやらされていた。華子が指導者となったこともあるが、鬼のような特訓にも負けず、刑事として無事生き残っている。

川口卓也 / 金子昇(かねこのぼる)
警視庁捜査一課の刑事。
父親は警視正、祖父は警視長というエリート警察官一家に生まれた。イケメンだが、女性蔑視、所轄蔑視な部分があり、来実は「わけのわからないサル」、華子は「こうるさいオバサン」としか思っていない。


ジョシデカ〜女子刑事〜特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau