ジョシデカ〜女子刑事〜
[第7話]
11/29放送

吉井(大倉孝二)の妻・明子(麻生祐未)が、新たな犠牲者となり、その責任を取るために、畑山来実(仲間由紀恵)は青山課長(益岡徹)に辞表を出す。しかし、青山課長はそれを受け入れない。それどころか、日暮署刑事の間には連帯感が生まれていた。

また、留置場にいたパク・ジウォン(リュ・シウォン)も、絶対のアリバイがあるということで釈放された。
その一方で、事件の捜査が進展しないなか、これまで捜査を仕切ってきた柳田(田中哲司)が、捜査本部を外されてしまう。

日暮署のみんなで事件解決へ向け、これまでに起こったことを検証するなかで、青山課長(益岡徹)が「犯人は警察内部にいるかもしれない」と切り出す。
そのころ、桜華子(泉ピン子)は情報屋から時田に関する情報を仕入れていた。

警察内部に犯人がいるなど信じられない来実は、柳田のもとを訪れた。そして、捜査本部には内緒で一緒に捜査をして欲しいと頼む。最初はあまり気乗りしない柳田だったが、「黒いコートの女は警察内部にいるのでは?」という来実の情熱に押され、「おまえ、目だけは異様にいいんだってな」と言い、来実をある場所に連れていく。

そこは防犯カメラのテープがある場所だった。勝手にテープを持ち出したことがバレると大変なので、すべて倍速で見ろという柳田。
そこで来実は、事件の手がかりとなる新たな事実をつかみ、「まさか!」と思う。
その時、ジウォンから電話があった。来実が急いで家に戻ると、ジウォンはすごい熱にうかされながら、来実にあるものを渡した。それは、黒いコートだった。ジウォンは「黒いコートはお母さんだった」とつぶやく。その黒いコートはジウォンの父・パク・チョンスが華子に初めてあげたプレゼントだった。そして、チョンスが自殺したのは時田の株取引詐欺のせいだったと告白し、華子を止めるよう、来実に告げた。

一方の華子は、ジウォンが逮捕される原因となった時田(名高達男)の身辺を、一人で探っていた。華子は自分が愛したパクの父親・チョンスの恨みを晴らすために、復讐を誓っていたのだった。

来実は時田のもとに行き、「話を聞いてほしい」という。そして、時田の豪邸に行くと、「桜さん! 出てきてください!」と声をかけた。そして出てきた華子に「パクさんからすべて話をききました」と告げ、黒いコートを見せる。

場所を変え、日暮署に行った来実と華子。来実は「本当のことを教えてください。桜さんは連続殺人事件の犯人ですか?」と華子に迫る。教えてくれないなら力づくでと華子につかみかかる来実だったが、華子に投げ飛ばされてしまう。
それでも来実はあきらめず、問い続けた。すると、華子は「時田の娘は会社の経理をやっていた。だから、浦でどんな金が動いているのか、おどしをかけただけ。時田梨恵子は殺していない」と語った。
それを聞いて安堵する来実。

と、その時、時田が自首をしたというTVのニュースが流れた。時田は過去に株を違法に操作し、そのことで自殺者を出してしまったことを世間に告白したのだ。悔しがる華子。

するとさらに、「連続殺人事件の犯人という人が自首してきました」という連絡が入った。
はたしてそれは本当に犯人なのか――?

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キャスト
畑山来実 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)
この秋から、日暮署刑事課・捜査一係に配属・・・
桜華子 / 泉ピン子(いずみぴんこ)
日暮署刑事課・捜査一係のベテラン刑事。口・・・
岩代百枝 / 片平なぎさ(かたひらなぎさ)
来実の警察学校時代の主任教官。凛とした姿・・・
パク・ジウォン / リュ・シウォン(りゅ・しうぉん)
華子が若かりし頃、唯一愛した韓国人男性、・・・
青山光一郎 / 益岡徹(ますおかとおる)
日暮署刑事課・捜査一係の課長。華子の三期・・・
吉井耕介 / 大倉孝二(おおくらこうじ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。テレビ局が事・・・
本田聡史 / 袴田吉彦(はかまだよしひこ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。いつも日焼け・・・
高木潤 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。来実が来るま・・・
川口卓也 / 金子昇(かねこのぼる)
警視庁捜査一課の刑事。父親は警視正、祖父・・・

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