ジョシデカ〜女子刑事〜
[第5話]
11/15放送

連続殺人事件の第一被害者の娘・小高美帆(鈴木理子)が、行方不明になってしまった!
母親から連絡を受けた畑山来実(仲間由紀恵)と桜華子(泉ピン子)は母親から事情をきくが、何も手がかりはない。

同じ頃、捜査本部に連続殺人犯からと思われる予告状が届いていた。「次の被害者が美帆なのでは?」と不安を感じた来実は、柳田(田中哲司)のもとに行き、確認を取る。
しかし、予告状の内容には「次のターゲットは40代の主婦」とあることから、美帆が事件に巻き込まれた可能性が低いことがわかる。ホッとする来実であったが、連続殺人事件の解決を第一に考える柳田からは、美帆の捜査には人手は回せないと突き放されてしまう。
ただでさえ手がかりがなく、どう美帆を探せばいいか戸惑う来実。それを見た華子は、青山課長(益岡徹)を説得して、吉井(大倉孝二)に協力してもらうことを承諾させた。
その時、パク・ジウォン(リュ・シウォン)がやってきた。実は来実と夕食の約束をしていたのだが、来実がそれを断ったばかりだったのだ。
そんなとき、交番から血のついた少女の靴下が見つかったと連絡が入った。それは美帆のものととてもよく似ていて、血液型も一致した。

そこで来実は、警察学校の恩師・岩代(片平なぎさ)の下を訪れ、警察学校の生徒たちに捜査の協力をしてもらえないか相談すると、「規則よりも子供の命ね」と協力を快諾する。生徒たちを招集し、テキパキと指示をしていく岩代の姿に期待する来実と華子。

そこに、華子には内緒で捜査協力していたジウォンから来実のところに、「美帆を見た」という連絡が入り、車のナンバーは7625ということまでわかる。
が、そのジウォンを警視庁の木崎(大浦龍宇一)と川口(金子昇)がつけていた。ジウォンの手には数字が書かれていたのだ! しかも、警視庁は名賀投資信託社長殺人事件と関係があるとみていたのだった。

そんなとき、捜査線上に峰良明(デビット伊東)という男の名前があがった。来実と吉井は峰の家を訪ねる。
峰の姿はなかったが、部屋の中には少女の生写真やビデオがたくさんあった。そこに美帆の写真もあったのだ。“うっかり”来実がPCを触ると、そこには「お父さんの事件のことを教えてあげる」と言い、美帆とメールのやりとりをした証拠が残っていた。

現場に駆け付ける来実、吉井、華子、そして岩代。美帆は助けたものの、峰は岩代にナイフを向けていた。とっさに拳銃を構える来実だったが、その拳銃は華子によって封印されていた。思わずその拳銃を投げる来実。それは峰の頭に命中した。峰がナイフを話した瞬間、岩代が峰を投げ飛ばした!
「お父さんを殺した犯人を捕まえたかった」という美帆に、「絶対、犯人を捕まえるから」と約束する来実だった。

来実は、ジウォンに電話し、美帆がみつかったことを報告する。
そのころ、ジウォンは何者かの家を訪ねていた。
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キャスト
畑山来実 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)
この秋から、日暮署刑事課・捜査一係に配属された新人刑事。明るく、正義感が強く人情味があり、前向きでめげない。ただし、ちょっと天然ボケ。
視力は7.0で、抜群の動体視力を持っており、猛スピードで逃走する車と一瞬すれ違っただけで、運転手の顔を識別できる。また、射撃の腕にも優れているが、“危険回避のため”という勝手な判断で許可なしに発砲してしまい、上司の華子や青山課長の頭を悩ませる。
桜華子 / 泉ピン子(いずみぴんこ)
日暮署刑事課・捜査一係のベテラン刑事。
口も性格も悪いが、35歳の春に交通課から念願の刑事課に移動し、いまや検挙率は署内ナンバーワン。
刑事課にきてから18年間、同期の男たちが出世し、女性は次々と結婚して職場を去ってゆく中、「現場一筋、イチ刑事」として努力し現在に至る。地道な捜査スタイルから“ねばりの華子”のニックネームがあるほどで、アメとムチを巧妙に使い分けながら、幾多の事件を解決してきた。柔道は二段の腕前。
岩代百枝 / 片平なぎさ(かたひらなぎさ)
来実の警察学校時代の主任教官。
凛とした姿勢、確実に標的をものにする、正しく発せられる美しい日本語――そんな超人的な美しさにあこがれ、彼女のような女性警官になりたいと、来実が心から願う憧れの存在。

パク・ジウォン / リュ・シウォン(りゅ・しうぉん)
華子が若かりし頃、唯一愛した韓国人男性、パク・チョンスの忘れ形見。ジウォンは2歳のときに実母を亡くしている。そのころ、日本で仕事をしていたチョンスが華子と恋に落ちたため、ジウォンは華子のことを母親のように慕う。
ジウォンは、韓国でカメラマンをしていたが、あることがきっかけで“生きることへの意欲”をなくしてしまい、本当の母のように接してくれた華子を頼って、日本にきた。料理が得意で、日暮署の刑事たちは、ジウォンの差し入れを楽しみにしている。

青山光一郎 / 益岡徹(ますおかとおる)
日暮署刑事課・捜査一係の課長。
華子の三期下の後輩だが、猛勉強して警部になった。刑事のくせに臆病で、現場が苦手。実はかつて、仕事一筋に働く華子に憧れ「ボクと結婚してください!」とプロポーズしたことがある。
結局、あっさりとフラレてしまったが、華子はいまだにそのラブレターを持っていると、それをダシに脅されたりする。
吉井耕介 / 大倉孝二(おおくらこうじ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。テレビ局が事件現場へくると、わざわざカメラに映ろうとしたり、派手な行動をとったりするミーハーな男。刑事ドラマに憧れて刑事を目指したので、現場で事情聴取する自分に酔いしれることもしばしば。

本田聡史 / 袴田吉彦(はかまだよしひこ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。
いつも日焼けをしているマッチョ。時間があれば、署内でいつも筋トレをしている。ジャケットにアーミーブーツといういでたちだが、実は気が弱く、本当は殺人事件などには関わりたくないと思っていたりする。

高木潤 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
日暮署刑事課・捜査一係所属。
来実が来るまでは最年少で、雑事をいつもやらされていた。華子が指導者となったこともあるが、鬼のような特訓にも負けず、刑事として無事生き残っている。

川口卓也 / 金子昇(かねこのぼる)
警視庁捜査一課の刑事。
父親は警視正、祖父は警視長というエリート警察官一家に生まれた。イケメンだが、女性蔑視、所轄蔑視な部分があり、来実は「わけのわからないサル」、華子は「こうるさいオバサン」としか思っていない。


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