最後から二番目の恋
[第1話]
01/12放送

テレビ局でプロデューサーとして働く吉野千明(小泉今日子)。仕事一筋45年、気付けば45歳になっていた。多くヒットドラマをプロデュースしてきた千明。独身ではあるが、決して恋愛が苦手なわけではなく、年相応の経験はこなしてきている。しかし、最近、仕事や生き方について考えるようになってきていた。気付けば、このところ恋愛もしていない…。

鎌倉市役所の観光推進課課長の長倉和平(中井貴一)は現在独身だった。両親が早く他界したことや、結婚したものの妻に先立たれたものだった。現在、双子の弟妹・平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)、他界した妻との間の娘・えりな(白本彩奈)と4人で生活をしていた。

平は自宅1階でカフェ『ながくら』を営んでいた。万理子はフリーターだった。和平の兄弟にはもう一人・典子(飯島直子)がいるが、高校時代の教師・水谷(浅野和之)と結婚し家を出た。それでも、なんだかんだで実家に戻ってきている…。

ある日、千明は仕事の最中に倒れて入院をする。独り身の寂しさを実感した千明は、同じく独身の女友達に「鎌倉の古民家で一緒に暮らそう」と言い出す。かつて、3人はそんな話で盛り上がったことがあるのだ。

退院後、千明は鎌倉の古民家の下見に鎌倉を訪れる。街並みの写真を撮りながら散策を楽しむ千明。お目当ての古民家にやってきた千明は“売り家”のお隣にあるカフェ『ながくら』に興味を抱き立ち寄った。古民家を改装したカフェ『ながくら』は、真平(坂口憲二)が経営している店だった。

和平は巷では“クレーマー”で有名な一条(織本順吉)に対応していた。今回のクレームは、盗撮女の件だった。女が勝手に他人の家を覗いたり写真を撮ったりしているというのだ。一条が携帯電話のカメラで写した写真には、確かにカメラ撮影をしている女が写っていた…。

『ながくら』で休憩をした後、千明は海岸に来ていた。そこで海岸清掃をしていた和平と出会う。和平は千明を見て目を見開いた。彼女こそ、一条の“証拠写真”に写っていた女性だったからだ…。

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01/26 第3話


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01/12 第1話

キャスト
吉野千明 / 小泉今日子(こいずみきょうこ)
45歳独身。テレビ局のドラマプロデューサ・・・
長倉和平 / 中井貴一(なかいきいち)
50歳独身。4人兄弟の長男で、鎌倉市役所・・・
長倉真平 / 坂口憲二(さかぐちけんじ)
35歳独身。自由奔放でイケメンだが、どこ・・・
水谷典子 / 飯島直子(いいじまなおこ)
45歳主婦で、長倉家の口うるさい長女。一・・・
長倉万里子 / 内田有紀(うちだゆき)
35歳の独身で、真平の双子の姉。繊細な心・・・
栗山ハルカ / 益若つばさ(ますわかつばさ)
人気の若手美人脚本家。千明と組むこととな・・・
大橋知美 / 佐津川愛美(さつかわあいみ)
鎌倉市役所観光推進課に勤める、和平の部下・・・

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