スワンの馬鹿〜小遣い3万円の恋〜
[第9話]
12/11放送

大輔(上川隆也)は加茂(劇団ひとり)と時田(梶原善)から、絢菜(芦名星)との福島行きのことでからかわれていた。これから真澄(田中美佐子)にどうアリバイ工作するかが肝心だという。それを聞いた大輔は、すっかり気が重くなる。

絢菜(芦名星)は川瀬(成宮寛貴)に、服部(上杉祥三)の策略を伝えるとともに、父親の墓に花を供えてくれた礼を言う。川瀬は部下に至急、自分がM&Aを仕掛けている会社のことを調べさせた。

大輔は加茂と時田がアリバイ工作のために用意してくれた魚を持って帰宅。真澄や理英(美山加恋)はバーゲンで買った洋服を着て、大ハシャギしていた。だが、志摩子(森口瑤子)から聞いた浮気の証拠調べの話を聞いた真澄は、事細かに大輔を追及。大輔は必死でごまかすが、加茂が釣りに行っていなかったことが真澄や理英にバレていて、疑惑はふくらむばかり。そこへ、絢菜からのメールが届き、大輔は逃げるように部屋を出ていく。その後、真澄は大輔がいない隙に、彼の携帯をチェック…しようとするが、夫が浮気などするはずがないと考えて思いとどまった。

翌日、大輔は加茂に、彩子(小野香織)のおかげで嘘がバレそうになったと告げた。それを聞いた加茂は彩子がそんなに自分のことを気にしてくれているのかと喜ぶ。そして、加茂はクリスマスに彩子(小野香織)と200年に一度やってくるアフロディーテ流星群を見ると言い出した。時田は3人それぞれ愛する人を連れて、流星群を見にいこうと提案。真澄と絢菜のどちらを連れて行くのかと聞かれた大輔は、決まっているだろうと言うが、どちらとは答えられずにいた。

絢菜は大輔のおかげで納骨がうまく行ったとお礼を言いに来た。そこに志摩子が現れ、二人の関係を勘ぐる。大輔は否定しながらも、焦るばかりで、志摩子はますます怪しく思う。

その頃、川瀬は服部に連絡を取ろうとしていたが、全くつながらない。絢菜も何とか服部をつかまえてくれるよう、頼まれる。

一方、真澄が加茂と時田を夕食に招待した。大輔が釣ったという魚を食卓に並べ、真澄は3人をじわじわと追及していく。加茂は調子に乗って釣りの話に加わるが、行ってないはずだろうと言われて、ついに嘘がバレそうな雰囲気に。すると、時田は覚悟を決めて、恋をしたのだと告白。大輔は何を言い出すのかと焦るが、時田は自分が志摩子のことを好きになったと切り出す。志摩子をデートに誘う勇気がなく、大輔たちに付き合ってもらったというのだ。大輔が浮気をしていなかったと分かった真澄は一安心。加茂からもしそんなことがあったらどうすると聞くと、理英が「慰謝料をもらって離婚」と答え、大輔は動揺する。

川瀬はM&Aを進めていた会社が計画倒産したことを知る。彼が会社にいた絢菜を送って帰ろうとするところを、大輔の家からの帰り道の加茂と時田が目撃。翌日、そのことを聞いた大輔は平静を装いつつも、絢菜のことが気にかかって仕方なかった。

川瀬は取締役会で社長の座から解任され、すべてを失ってしまう。その夜、泥酔した川瀬はからまれて、ボコボコにされていた。そこに大輔が通りがかって、彼を家に連れて帰る。酔いの覚めた川瀬は同情などするなと言って、大輔に八つ当たり。大輔は25歳ならまだやり直せるだろうと言うが、川瀬は相手にもしようとせず、家を出ていってしまう。

翌日、川瀬は社長室の荷物をまとめて、会社を出ていこうとする。大輔たちはフードコートで絢菜の姿を見つけ、声を掛けた。そこに川瀬が現れて絢菜を連れ出し、これまでのことを頭を下げて謝る。去っていこうとする川瀬に、絢菜は名前で呼びかけるが、彼は何も言わずに歩き出す。

その後、川瀬は大輔に絢菜のことをどう思うかと尋ねる。大切な友人だと答える大輔に、そんな上辺の言葉は聞きたくないと言って、殴りかかった。大輔も応戦し、二人は殴り合いに。大輔は「絢菜のことは好きだが、どうこうしたいとは思っていない」と言う。「彼女に会ってドキドキするだけで、平凡な毎日が変わる気がした」というのだ。そんな大輔に、川瀬は加茂や時田たちとの友情がうらやましいと告げた。無駄な荷物がなくなった今度こそ、大切なものだけで一からやり直すと言う。そして最後に、大輔たちのように馬鹿にはなれないと強がりを言って、去っていった。

タクシーに乗っていた絢菜は放心状態で歩く川瀬の姿を目撃。思わず大輔に電話する。だが、大輔は入浴中で、携帯に絢菜の名前が表示されているのを見た真澄は迷った末に、電話に出た…。
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キャスト
諏訪野大輔(すわのだいすけ) / 上川隆也(かみかわたかや)
大手文房具メーカー課長代理。大学時代は水球のスター選手だった。社内人気投票で、職場では良き父、良き夫、良き上司と見られているが、実はそのイメージを守るために必死。10年前に結婚した年上女房の真澄に尻に敷かれている。30代で夢のマイホームを手に入れるが、ローンの返済もキツい。小遣いは月5万円だったが、妻に娘を塾に通わせたいと言われ、月3万円に下げられてしまった。そのことを知った、似た境遇の加茂や時田たちに「3万円の会」に誘われる。
川瀬光充(かわせみつる) / 成宮寛貴(なりみやひろき)
東大在学中に起業して、財を築いたIT企業の社長。大輔の会社のビルの最上階にオフィスを構えている。大輔のあこがれの存在である絢菜(芦名星)とは過去に何か因縁があったらしく、彼女に投資会社のアシスタントの職を斡旋した。ふとしたことから、大輔に殴られてしまって以来、彼のことが気になっている。
加茂健司(かもけんじ) / 劇団ひとり(げきだんひとり)
大輔の会社のビルの1階にあるカフェの店長代理。結婚したばかりだが、セックスレスなことがショック。客の会話から、オフィスビル内の情報をキャッチしている。大輔とは小遣い3万円仲間。
諏訪野真澄(すわのますみ) / 田中美佐子(たなかみさこ)
大輔の会社の元先輩。仕事のデキる営業ウーマンで、将来の幹部候補とまで目されていたが、寿退社して専業主婦に。営業時代からの習性で外面は良く、周囲からは良妻賢母と思われているが、大輔を尻に敷いている。
諏訪野理英(すわのりえ) / 美山加恋(みやまかれん)
大輔と真澄の娘。母親ゆずりの美人で、頭もいい。真澄には何でも話すが、大輔とは距離を置いていて「必要な時だけいてくれればいい」と思っている。
時田秀喜(ときたひでき) / 梶原善(かじはらぜん)
大輔の会社と同じフロアにある食品会社のお客様相談室係長代理。バツイチ。別れた妻と子供に慰謝料や養育費を払っているため、自由になるお金は月3万円。結婚には幻滅しているが、女好き。
香月絢菜(かづきあやな) / 芦名星(あしなほし)
川瀬の会社と取引のある外資系投資会社で、常務のアシスタントを務めている。大輔や時田、加茂らの憧れの的。
黒田比奈子(くろだひなこ) / 前田敦子(まえだあつこ)
加茂の店に突然現れた謎の女子高生。なぜか大輔、加茂や時田らの名刺を持っていて、彼らの品定めをしている。

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