スワンの馬鹿〜小遣い3万円の恋〜
[第10話]
大輔（上川隆也）の入浴中、彼の携帯に絢菜（芦名星）から電話が入り、真澄（田中美佐子）は夫の浮気を確信。電話を切った絢菜はバイクをよけようとして転倒し、ケガを負って入院する。翌日、大輔が病院へ向かうと、絢菜は幸い軽傷だったが、連絡が取れなくなった川瀬（成宮寛貴）のことを心配していた。12/18放送
そんな中、服部（上杉祥三）が逮捕される。絢菜の父親の会社を買収したのも川瀬ではなく、服部だった。川瀬は服部に言われて買収資金を出しただけで、その相手が絢菜の父の会社とは知らなかったのだ。
一方、加茂（劇団ひとり）は流星群を見に行く計画を立てていた。志摩子（森口瑤子）と会う約束をしていた時田（梶原善）は招待状を持って出掛けていく。すると、志摩子は時田に、大輔と絢菜のことを追及。時田は二人が酒を飲みに行ったことや一緒に福島へ行こうとしていたことを白状してしまう。
その夜、大輔が帰宅すると、真澄は理英（美山加恋）を連れて家出するという置手紙を残して、いなくなっていた。二人が志摩子の親戚の家にいると知った大輔は謝りに行くが、真澄は許してくれない。
大輔が加茂や時田とフードコートで飲んでいると、川瀬が差し入れを持って現れ、これまでの失礼な発言を謝罪。３人は川瀬に流星群ツアーの招待状を渡し、絢菜を誘うよう告げる。
やがて、絢菜が会社を辞めて故郷に帰ると聞いた大輔は、彼女を流星群ツアーに誘う。だが、絢菜は川瀬とはもう会えないと答えた。
そして、流星群ツアー当日。大輔、時田と加茂夫妻、志摩子と比奈子(前田敦子)、川瀬が集まっていた。そこに絢菜が現れるが、真澄と理英は来ない。
大輔だけ一人きりのまま、星が流れ始めた。すると、真澄と理英の声が聞こえてくる。二人は道に迷っていたのだ。真澄は自分のへそくりを使って、大輔のためにビールを買ってきたと言う。大輔と真澄はお互いに謝り、ようやく仲直りすることができた。
数日後、大輔、加茂、時田は給料日を前にして、相変わらずの倹約生活中。そこに、同じビルで働いているらしい美女が通りがかり、見とれてしまう３人だった。
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大手文房具メーカー課長代理。大学時代は水球のスター選手だった。社内人気投票で、職場では良き父、良き夫、良き上司と見られているが、実はそのイメージを守るために必死。10年前に結婚した年上女房の真澄に尻に敷かれている。30代で夢のマイホームを手に入れるが、ローンの返済もキツい。小遣いは月５万円だったが、妻に娘を塾に通わせたいと言われ、月３万円に下げられてしまった。そのことを知った、似た境遇の加茂や時田たちに「３万円の会」に誘われる。
東大在学中に起業して、財を築いたIT企業の社長。大輔の会社のビルの最上階にオフィスを構えている。大輔のあこがれの存在である絢菜（芦名星）とは過去に何か因縁があったらしく、彼女に投資会社のアシスタントの職を斡旋した。ふとしたことから、大輔に殴られてしまって以来、彼のことが気になっている。
大輔の会社のビルの１階にあるカフェの店長代理。結婚したばかりだが、セックスレスなことがショック。客の会話から、オフィスビル内の情報をキャッチしている。大輔とは小遣い３万円仲間。
大輔の会社の元先輩。仕事のデキる営業ウーマンで、将来の幹部候補とまで目されていたが、寿退社して専業主婦に。営業時代からの習性で外面は良く、周囲からは良妻賢母と思われているが、大輔を尻に敷いている。
大輔と真澄の娘。母親ゆずりの美人で、頭もいい。真澄には何でも話すが、大輔とは距離を置いていて「必要な時だけいてくれればいい」と思っている。
大輔の会社と同じフロアにある食品会社のお客様相談室係長代理。バツイチ。別れた妻と子供に慰謝料や養育費を払っているため、自由になるお金は月３万円。結婚には幻滅しているが、女好き。
川瀬の会社と取引のある外資系投資会社で、常務のアシスタントを務めている。大輔や時田、加茂らの憧れの的。
加茂の店に突然現れた謎の女子高生。なぜか大輔、加茂や時田らの名刺を持っていて、彼らの品定めをしている。
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