探偵学園Q
[第9話]
08/28放送

リュウ(山田涼介)が病院から退院して、秘密基地であるミッションルームにもいつもの平和で賑やかな時間が戻ってくる。ふとした雑談のなかで団校長(陣内孝則)の片腕といわれ後継者と囁かれていた連城の話題となる。
「ここは元・団探偵事務所だったから、探せば何か出てくるんじゃないか?」ミッションルームの戸棚を探ると連城の写真が出てくる。その写真を見て驚くキュウ(神木隆之助)。連城はキュウが幼い頃に自宅近くの公園でよく会っていた憧れの探偵さんだったのだ。そして、キュウが誘拐事件に巻き込まれたとき、たった一人でキュウを助け出したのが、この連城だったのだ。
その話を聞き、ようやく団校長(陣内孝則)はキュウが連城の息子だと気づく…。

夜の公園――キュウがブランコに乗りながら連城おじさんのことを思い出していると、そばにはユリエ(奥貫 薫)が立っていた。ユリエは連城がキュウの父親だということを告げる。「あなたとリュウ様は、複雑な関係ね…」驚くキュウを見つめながら、ユリエは笑みを浮かべるのであった。

あの日からキュウの様子がおかしい。

冥王星を許せないと思っていたが、今は憎しみが沸々と湧いてきてその感情を抑えきれない。そんな醜い自分が嫌なのだとキュウは飛び出していく。今までこんなキュウの姿を見たことがないメグ(志田未来)たちは驚くばかりだ。
「キュウがこんなに苦しんでいるのに、僕らは何もできないのか…」苦しむリュウ。

「冥王星の揺さぶりか…?」
七海(山本太郎)先生から報告を受けて、団校長は小さく呟いた。

キュウが街中でボーっとしていると、川岸の向こうをユリエが歩いているのを見かけ、何かに突き動かされるように後を追う。
その鬼気迫ったキュウの様子を見かけたキンタ(要潤)の仲間がキンタに連絡を入れた。「冥王星の罠だ!」リュウの言葉にみんなは飛び出す。

父が殺害された場所に連れ出されるキュウ。足元に落ちていたナイフを構えてユリエを刺そうとするが、間一髪のところでリュウが体を張ってキュウを止める。

「キュウに暗示をかけただろう!」睨みつけるリュウに、「キュウの心にある種に水をやっただけ…」「これはまだ序章に過ぎません」と言い残し、車で立ち去っていく。

一方、逃亡不可能と言われていた監獄に投獄されていたケルベロス(鈴木一真)は、まんまと七海たちを出し抜き、脱獄に成功して逃走してしまった。

七海からの報告に、今回はこちらの完敗だったという団校長。「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げるキュウ。「これは君が持っていなさい」校長は連城の形見の指輪をキュウに渡すのだった。

「信じるんだ、自分の仲間を! キュウ、お前にはいつか素敵な仲間ができる。心から信じあえる最高の仲間が」
形見の指輪を見つめながら、いつも優しい笑顔で見つめていてくれた父・連城のことを思い出すキュウであった。

一方、もうすぐリュウの心に眠る悪の血を目覚めさせる最終計画が幕を開けることを、逃げ帰ったケルベロスにユリエは告げた…。

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09/04 第10話


08/28 第9話


08/21 第8話

キャスト
キュウ / 神木隆之介(かみきりゅうのすけ)
DDS(Dan Detective Sc・・・
美南恵 / 志田未来(しだみらい)
美南 恵。見たり聞いたりしたものは絶対に・・・
天草流 / 山田涼介(やまだりょうすけ)
様々な分野に長けている「天才」。冥王星の・・・
遠山金太郎 / 要潤(かなめじゅん)
キュウやリュウよりもずっと年上で、皆のよ・・・
鳴沢数馬 / 若葉克実(わかばかつみ)
鳴沢数馬。総合財閥鳴沢産業社長の3男。小・・・
団守彦 / 陣内孝則(じんないたかのり)
七海光太郎 / 山本太郎(やまもとたろう)
牧野大介 / 本郷奏多(ほんごうかなた)
水野瑤子 / 市川由衣(いちかわゆい)
浅野拓郎 / 鈴木浩介(すずきこうすけ)

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