tomorrow
[第3話]
航平（竹野内豊）は医師として市民病院の再建を手伝うことを決意 。だが、蓮見（陣内孝則）は航平がかつて医療ミスを犯して、患者を死なせていたことを知る。07/20放送
航平が病院に行こうとすると、村上（ベンガル） というペンキ職人と出会う。彼は息子の真一（塩谷瞬）と確執があるようだった。航平は村上の体調が思わしくないのを感じ、何かあったらいつでも病院に来てくれと言うが、放っておいてくれと言われる。
その日、紗綾（緒川たまき）は透析センターの新設を発表。利益だけを理由に市民にとって必要な診療科を閉鎖して、透析センターを新設することに愛子（菅野美穂）は納得がいかない。だが結局、その透析センターは航平が任されることになる。
数日後、透析センターに村上がやってきた。週に３回は透析を受けなければならなかったが、仕事が忙しく、１週間も病院に来ていなかったという。腎臓検査の結果、これ以上透析を続けられないほどの状態。航平は残された最良の治療は腎移植しかないと告げた。血縁者からの生体肝移植が望ましかったが、村上は身内などいないと言う。
紗綾は金にならないならと村上を他の病院へ移そうとするが、愛子は反論。そもそも市民病院には腎移植手術をする体制が整っていなかった。それを聞いた航平は村上を転院させることを納得し、受け入れ先が決まるまで、透析を続けると言う。愛子は航平に腎移植手術をする自信がないのだろうと責めた。
ある日、村上が透析に現れず、航平は彼のもとを訪ねていった。急な仕事が入ったのだという。週３回５時間ずつも透析に行っていたら、仕事にならないというのだ。
その頃、愛子は真一を訪ねていた。かつて村上は自分の病気のことで荒れ、結局、妻と真一を捨てて出ていったのだという。真一は村上とはもう縁を切ったと行って、腎移植を拒否した。
やがて、愛子が真一のもとを訪ねたと知った村上が病院に抗議にやってくる。だが、そこで村上が倒れる。愛子は真一のことを責めると、村上が目を覚まし、悪いのは自分だとつぶやいた。
その夜、愛子は病院の前に来ていた真一を発見。村上は自分の腎臓が欲しいだけだと言う真一の言葉を聞いた航平は彼を院内に連れていく。そこで村上のレントゲン写真を見せ、腎臓が１つしかないと告げた。かつて真一の母親が腎不全にかかり、村上が腎臓を提供したのだ。
すると、村上の容態が悪化したと連絡が入る。真一は航平に「父を助けて下さい」と言って、頭を下げた。航平の処置で村上は回復。真一は村上に、自分の腎臓をもらってくれと告げた。
その後、航平は紗綾にかつての医療ミスのことを責められる。それを聞いた航平は逃げることなく、罪を背負ったまま医師を続けていきたいと宣言。紗綾は遺族の前でも同じことを言えるのかと追及する。航平が死なせてしまった患者は愛子の母、好美（永島暎子）だった…。
09/07
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第1話
市役所職員。気さくで親切、面倒な仕事も嫌がらないと市民の間でも評判が良い。子供の頃に母親が病気になったことがきっかけで医師を目指し、大学病院の外科医に。だが、ある事件が原因で医師を辞めてしまう。
看護師。早とちりで失敗も多いが、憎めない性格。やはり看護師だった母を亡くして以来、妹のために家計を支え、家事をまかなっている。勤め先の病院は莫大な赤字を抱え、経営破綻寸前だが、一人でも多くの患者を救うためなら何事もあきらめない。
敏腕脳外科医。莫大な赤字を抱えた病院を再生させるために派遣されてきた。とにかく金が全てで、いい治療を受けたければ、それ相応の金を積めという信念を持っている。
愛子の妹。10歳の時に母を亡くして以来、愛子に育てられた。将来は弁護士になりたいと思っている。
看護師長。院長が頼りない分、実質、病院を仕切っている存在。長く勤めている病院に愛情を持っているが、再建が難しいことも重々承知している。かつて看護だった愛子の母の後輩で、愛子と七海をずっと見守ってきた。
副市長。市長のパートナーとして、市政の実権を握っている。一見、人が好いが、財政維持のためには違法すれすれの行為も辞さない。
病院の事務長。開業医の妻との間には一人息子がいたが、亡くなっている。そのことがきっかけで、夫婦ともども地域医療に貢献しようと奮闘している。
西山室市民病院の内科医。医師としては優秀だが、現実主義な面を持ち、航平や愛子とは対立する。
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6834131007Y41011
Blau
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