tomorrow
[第7話]
航平（竹野内豊）たちの前に紗綾（緒川たまき）は脳外科医の島谷（神尾祐）を連れてくる。紗綾は外科、内科とも一般外来を閉鎖し、新たにオープンする専門病院の主軸を島谷に担わせようと目論んでいた。さらに彼女は医師以外の給料を３割カットすると言い、愛子（菅野美穂）たちは納得がいかない。そこへ救急患者の受け入れ要請が来るが、紗綾は断る。08/17放送
航平は仙道（岸部一徳）とともにインターネットを使って医師の募集を始める。紗綾とは違うやり方で病院を立て直そうというのだ。航平は紗綾にセレブ病棟もいいが、それとは別に一般病棟も作るべきだと提言した。
そんな中、航平は片岡（田中実）に入院患者の金子（村松利史）の精密検査を行うべきだと告げる。だが、紗綾はそんな金にならない患者は追い出せと紗綾は言うばかり。そうとは知らない金子に、精密検査の日程を聞かれた片岡は黙ってしまう。
航平たちの医師探しは難航していたが、ようやく何人かから申し出があった。だが、後になって皆、断ってくる。紗綾が裏で手を回して、断らせていたのだ。
やがて、金子（村松利史）が突然退院すると言い出す。紗綾から出ていくよう、告げられたのだ。だが、その時、金子は首に異変を訴え、片岡が処置。検査の結果、腫瘍が発見された。航平は退院させるべきでないと言うが、片岡は紗綾に聞いてからにしてくれと言う。セレブ病院が実現した折には紗綾が院長になると知った片岡は彼女に取り入ろうとしているのだ。だが、紗綾は片岡にセレブ病院は脳外科専門だから、内科医は要らないと告げる。そうでなくても、優秀な内科医のアテなら他にいると言われた片岡はショック。
航平はセレブ病院の説明会が行われている会場に出向き、紗綾に金子を退院させないよう直訴。だが、そこに紗綾の携帯が鳴り、母親の容態が急変したと告げられる。慌てて病院へ向かおうとした紗綾は階段から転落してしまった。
紗綾は心肺停止の危険な状態で、航平は市民病院に運ぶよう、救急隊員に告げる。だが、片岡は救急は受け入れないと決めたのは紗綾だと言って、彼女の処置を拒否。看護師たちも複雑な思いながらも、片岡に同調する。愛子は患者を受け入れるのが病院だと言うが、誰もともに動いてくれようとはしなかった。
運ばれてきた紗綾を航平と愛子で処置していると、看護師たちがやってくる。はやり、看護師としての良心が勝ったのだった。
ただ一人残された片岡のもとに金子が現れ、首に異変が起こった時に処置してくれたお礼を告げる。それを聞いた片岡はオペ室へ向かった。
オペは無事にオペ終了。航平は紗綾に改めて病院の未来について話し合おうと言う。だが、紗綾は涙を流しつつも、自分の考えを変えるつもりはないと告げた。
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