「24」がついに終了!!記憶と歴史に残るジャック・バウアー
(05/25)
海外大ヒットテレビドラマシリーズ「24(Twenty Four)」は24日、第8シーズン、192話でついに終了した。ジャック・バウアーは拷問され、毒を盛られ、感電させられ、刺され、撃たれても生きのびてきたタフな主人公。
俳優キーファー・サザーランドが演じてきたあの「24」のヒーローも、ついに時間切れということになる。
2001年11月に放映が開始され9年続いた「24」シリーズ。
1シーズン24話で24時間を描くという物語を「リアルタイム」で展開する新たな形式を生みだし、米テレビ界の画期的出来事と称賛されてきた。
またその後に「Lost」「Heroes」などの斬新なテレビドラマに新たな道を開いた重要な存在といえるだろう。
「24」の企画・製作総指揮・メイン脚本家を務めたジョエル・サーナウ氏は最近のインタビュー記事で、放送開始当時このようなリアルタイムの番組展開は知られておらず、シーズンを通して番組を見る視聴者などいないと言われたが、「人々は番組に夢中になり、シーズン全24話を視聴した」と振り返った。
「24」では頻繁に拷問場面が描かれ(最初の5シーズンだけでなんと67回!)、公民権運動団体やテレビ番組の監視団体、米軍などから多くの批判も受けたドラマだった。
しかしそれをぬきにしても、私たちの記憶に強く残った作品である。
しっかりと結末をチェックしたい。
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