阪神、金本間に合わなければ･･･代役は林だ!!

18日からのリーグ戦再開を前に、阪神では林威助外野手がレギュラー争いに加わってきそうな勢いだ。
開幕2軍からレギュラー奪取を目指す林は、14日の鳴尾浜球場で意欲を示した。
和田打撃コーチも好調の林に目をつけ、その可能性を示唆した。

セ5球団との後半戦をどう戦うか、阪神・戦略の鍵は「4番･左翼」が握っている。
交流戦中、右肩痛を抱えながらもDHで出場した12試合で打率・348、2本塁打と、確かな存在感を示した金本。
しかし、18日の先発出場は金本本人が調子を見て決めることになる。
和田コーチは「投げられるかどうかの問題。徐々によくなっているけど、中途半端はいけないしね」（サンケイスポーツ）と話した。

もし、リーグ戦が再開する18日の横浜戦に、右肩痛の阪神・金本が間に合わなかったら･･･

その場合の代役に名乗りを上げたのは林だ。
「あれぐらいの動きを見せてくれるなら、そういう（林を中心の）争いになってくるね」
和田コーチも好調の林に目をつけている。
13日のロッテ戦で4安打3打点。守備には甘さが見られたが、打撃が光った。
「（13日の4安打は）たまたまです。レギュラー？　もちろんです。チャンスがあれば使ってもらえるように一生懸命やるだけです」
謙遜しながらも、目の前のレギュラーという言葉に強い意欲を示す林。

現状では金本の代役という位置づけだが、またとないチャンスを"見逃すわけにはいかない"と気合は十分だ。

(2010年6月15日)

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