パラグアイ・リーグ所属の元鹿島GKが日本代表にアドバイス〔W杯〕

29日に行われるW杯決勝トーナメント1回戦、日本対パラグアイ戦を間近に控えた日本代表の元に、今年1月に鹿島からパラグアイ・リーグのルケーニョへ移籍したGK小沢英明からアドバイスが届いた。

現在のパラグアイサッカーを最もよく知る日本人はまず、
「日本と似てボール保持を重視するサッカーで、逆に日本は戦いにくい。セットプレーも得意で、国内ではどのチームも練習に力を入れている」（スポニチアネックスより）
とその傾向を伝えると、
「守備面では1対1のマークは強いが、ゾーンで守った時のマークの受け渡しに難がある。日本の持ち味の走力や俊敏性を使ってスペースへ飛び込む攻めが効果的」
と指摘した。
実際、現地の選手達は、
「日本人は何であんなに走れるんだとか、細かい動きがいいと驚いている」
と驚いていると言う。

パラグアイ人は普段はのんびりしているが、試合ではその闘争心をむき出しにし、勝負へのこだわりも強いため、気迫負けしないことも重要という。
国内では今回の代表は完成度が高いと評価を受けているそうだが、
「日本にも十分チャンスがある」
として、日本代表にエールを送った。

(2010年6月28日)

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