岡田監督後任はベケルマン､ビエルサ両氏を軸に

W杯南ア大会で日本代表を率いた岡田武史監督(53)は､帰国後の記者会見で｢ここから4年間やるパワー､エネルギーは全くない｣と､改めて退任する意向を明らかにした｡
これを受けて､日本サッカー協会は現在､岡田監督の後任の人選を進めている｡

岡田監督の後任に関して犬飼会長は､

｢W杯後に決めるが､何がサッカーにとっていいことなのかをよく分析して人選をする｡慌てて決めることはしたくない｣(日刊スポーツより)

と今後の見通しを語っている｡

現状では､元アルゼンチン代表監督のホセ･ベケルマン氏(60)､現チリ代表監督のマルセロ･ビエルサ氏(54)を軸に調査を進めており､
今後の各国の代表監督人事､ビッグクラブの監督人事を踏まえ､同時進行で複数候補者の動向を追うことになる｡

早ければ9月4日の親善試合(対戦国未定)が新生ジャパンの初試合となるが､それまでに決まらなければ代行監督で望むこともあり得る｡
今大会でその大きな可能性を示せた日本代表の未来がかかっているだけに､あくまで慎重に人選を行う考えだ｡

(2010年7月4日)

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