父見守る中､桑田ジュニアの桜美林､初戦突破高校野球

第92回全国高校野球選手権大会･西東京大会(16日､府中市民球場ほか)は､巨人の元投手で米大リーグ･パイレーツでも活躍した桑田真澄氏(42)の長男･真樹(まさき)外野手(3年)の所属する桜美林が初戦の3回戦に臨み､東海大菅生に5-1で勝利｡
桑田が体調不良で登録を外れた昨年は初戦で敗退したため､2年ぶりの夏1勝となった｡

この日は父･真澄氏も球場で観戦｡
2年前は1年生ながらベンチ入りとなった桑田だが､今夏は背番号8をつけ｢8番･中堅｣で先発出場｡
初戦は3打数無安打1四球で九回の守備から交代した｡

桜美林は初回に1点を先制｡四回に3点､六回に1点とリードを広げ､東海大菅生を突き放した｡
先発の大沼は完投勝利を挙げた｡

初戦を前に｢最後の夏なので､どんな形でもいいからチームに貢献したい｣と話していた桑田｡
試合後の取材に対し､

｢今は甲子園に行くことしか考えていません｣(日刊スポーツより)

と力強く答えた｡父の名の重圧に打ち勝ち､次は活躍を見せてくれるだろうか｡
桜美林の次戦は18日に田無工を相手に行われる｡

(2010年7月19日)

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