｢話すことない｣巨人･原監督､勝利にも怒り爆発!!

巨人が乱打戦を制し､阪神とゲーム差なしの2位をピタリと追走｡
しかし､不甲斐ない投手陣に指揮官は怒り爆発だ｡

試合後の会見に現れた原監督は､
｢きょうは12対11で巨人が勝った｡以上｡本当に(コメントすることが)ありません｡細かいことを言い出したら止まらなくなる｣(スポニチアネックスより)
と不機嫌な表情で言い放った｡

怒りの矛先は投手陣だ｡
先発･朝井は4回2/3を自責点6と役割を果たせず､打線が5点を奪った直後にマウンドに上がった山口も3失点｡
8回から抑えのクルーンを投入したが､9回にツーランを許し1点差まで迫られた｡
最後はマイケルが登板し､なんとか逃げ切ったが､深刻な投壊を露呈した｡

8月はここまで12勝13敗と､リズムに乗り切れない巨人｡

さらにこの試合では､6回にファウルチップを左太腿に受けた阿部が途中交代するというハプニングが起きた｡

原監督は､
｢代える状況ではないが､出られる状態ではなかった｣(同)
と説明｡

阿部は13日の横浜戦でもファウルチップを右ふくらはぎに受け､その後5試合マスクをかぶれず､チームは4連敗を喫した｡

投手陣の不調に､女房役･阿部の負傷｡

リーグ4連覇を目指す巨人に､最大の試練が訪れている｡

(2010年8月30日)

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