早くもザック・ジャパン崩壊!? 闘莉王が不安暴露で急遽代表辞退!!

ザッケローニ新監督の就任が決まったばかりの日本代表に､早くもアクシデントが襲った｡

ディフェンスの要であるDF田中マルクス闘莉王が､2日から始まる日本代表合宿を急遽辞退することが決定したのだ｡

闘莉王は1日､豊田市内で行われた実戦形式の練習中､コーナーキックからの競り合いでDFと激突｡
8月18日の川崎戦で痛めていた右脇腹に衝撃を受けたため､練習を切り上げ同市内の病院へ急行した｡

診断結果は､肋軟骨損傷の疑いで全治10日から2週間｡

8月28日のホーム･京都戦では古傷である右太もも裏の痛みも再発させており､満身創痍の闘莉王は､
｢夜眠れないぐらい痛い｡この状態で代表に行っても練習もこなせないし､周りに迷惑をかけるかもしれない｣(スポーツ報知より)
とコメントしており､クラブは2日､協会側に代表召集辞退を申し入れた｡

闘莉王に代わり､召集されたのはJ1･新潟のDF永田充｡
永田は2004年12月16日の親善試合･ドイツ戦以来の代表招集となるが､国際Aマッチの出場経験はない｡

ザッケローニ新監督は4日と7日に行われる試合で指揮は執らないものの､今後の方向性を決める上で重要な試合と位置づけている｡

主軸として考えていたであろう闘莉王の離脱は､"ザック･イズム"浸透に大きなタイムロスとなることは間違いないだろう｡

(2010年9月2日)

その他のSOCCERニュース