桑田真澄氏がドミニカでコーチ就任!? 古巣･パイレーツからのオファーを快諾!!

巨人や米大リーグ･パイレーツで活躍した桑田真澄氏がコーチとしてドミニカ共和国を訪れることが31日､分かった｡
これはパイレーツからの要請によるもので､同チームがドミニカに開校しているベースボールアカデミーで指導を行うという｡

すでに桑田氏は2月初旬の訪問を目指し､渡航ビザを取得｡
日本以外の野球に触れることが目的で､周囲には､
｢ラテンの野球を見たことがない｡本物に触れるのは大事だから｡ラテンの選手の特徴はパワーと足の速さ｡その運動能力にたける背景に何があるのか｡文化､歴史など勉強してきたい｣(スポーツ報知より)
と話しているという｡

この情報を掴んだパイレーツ側は桑田氏に､
｢ドミニカに行くなら､ぜひウチのアカデミーを訪ねてほしい｡できれば指導もしてもらいたい｣(同)
と"臨時コーチ"就任を要請｡
桑田氏は､
｢現地ではどういう育成をしているのか､いつも気になっていたので光栄｣(同)
と快くオファーを快諾したという｡

パイレーツは桑田氏の野球への取り組み方や独自の理論を高く評価しており､現役引退時にはマイナーのコーチ就任を打診｡
この時は実現しなかったが､その後もハンティントンGMをはじめ球団首脳らとの情報交換は続いており､今回のオファーとなったようだ｡

将来的には指導者としてグラウンドに帰ってくることを希望しているという桑田氏は､昨年3月に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科･1年制コースを主席で卒業｡
また､野球指導者への講習会を行う非営利法人『アミーチ･デル･クオーレ』の理事長として全国で公演を行うなど､幅広い活動を続けている｡

桑田氏にとって､プロへの指導は今回が初めて｡
夢への第一歩を日本から遠く離れたドミニカで踏み出すことになりそうだ｡

(2011年2月1日)

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