日本ハム･田中賢介､左足距骨骨折で今季絶望! ｢情けない気持ちでいっぱい｣

日本ハムは21日､田中賢介内野手が札幌市内の病院で検査を受け､左足距骨骨折で全治4～6ヵ月と診断されたと発表｡
近日中にも手術を受ける予定で､今期中の復帰は絶望的だという｡

田中は18日の広島戦で二盗した際､左足首をひねって途中交代し､翌19日に出場選手登録を抹消｡
その後いったんはチームの福岡遠征に同行したが､患部の腫れと痛みが引かず､精密検査を受けるため札幌へ戻っていた｡

距骨はかかと上方部分に当たる骨｡
日本ハム･福島チーフトレーナーは､骨折の状態について､
｢折れているというより割れている感じ｣(スポニチアネックスより)
と説明している｡

田中は同日､自身のブログを更新し､
｢今日､検査してきました｡
やっかいな所を骨折したらしく､全治五ヶ月ぐらいだそうです｡
今シーズンは絶望ですね｣
とファンに報告｡
キャンプ中にも右手薬指を骨折していることから､
｢自分の中でもこの半年の間に二回も骨折するなんて情けない気持ちでいっぱいです｣
と悔しさをにじませた｡

1999年にドラフト2位で日本ハムに入団した田中は､1年目から二軍で打率.313をの好成績をマーク｡
怪我などもありなかなか1軍に定着できずにいたが､2006年には1軍で125試合に出場｡
2番打者として打率.301､21盗塁､リーグ最多の34犠打を記録して､チームの日本一に貢献した｡
2009年からは選手会長に就任し､昨季まで二塁手としてゴールデングラブ賞を5年連続で受賞｡
今季は49試合に出場して打率.290､8盗塁の成績を残していた｡

交流戦を終え､首位ソフトバンクをゲーム差｢3｣で追う日本ハム｡
チームリーダーの離脱は､大きな痛手となりそうだ｡

(2011年6月22日)

その他のBASEBALLニュース