巨人･内海哲也､復帰戦で完璧な投球を披露! 投手3冠に｢出来過ぎ｣

【巨人 2-0 阪神東京ドーム】
巨人の内海哲也投手が4日､阪神戦に先発し､8回4安打無失点の好投でリーグ単独トップの11勝目を挙げた｡

前半戦でリーグトップの10勝を挙げながら､先月24日の球宴第3戦(Kスタ宮城)で左肩を打撲し､登録を抹消されていた内海｡
復帰戦となったこの日は､離脱中の悔しさをぶつけるように､力強い投球を披露した｡

唯一のピンチは2点リードの八回｡
2死二塁の場面で､迎えるは代打･新井良太｡
フルカウントからの6球目は､
｢内角の直球を要求されたんですが､嫌な予感がしたので｣(スポーツ報知より)
と得意のチェンジアップを選択｡
新井のバットが空を切ると､大きなガッツポーズを見せた｡

今季2度目の2ケタ10三振を奪った内海は､リーグ単独トップの11勝目｡
防御率1.38､勝率.846と合わせ､投手3冠に躍り出た｡

復帰戦を飾った内海は､
｢復帰1戦目が一番大事だと思っていました｡試合も作れたし､粘れたと思います｣(同)
と納得の表情｡
投手3冠については､
｢出来過ぎでビックリしているけど､このまま突き進んでいきたい｣(スポニチアネックスより)
と語った｡

原監督もエースの復帰を､
｢多少､不安なところがあったと思うが､いい形で戻ってきてくれた｣(同)
と高く評価｡
8月最初のカードを勝ち越し､久しぶりに笑顔が覗いた｡

7月7日に最大10まで膨れ上がった借金は5まで減った｡
頼れるエースが復活し､巨人の8月攻勢が始まる｡

(2011年8月5日)

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