トライアウトの裏側を戦力外選手が暴露! 「アテがないと受けても意味ない」
日本シリーズ進出を懸けたクライマックスシリーズ(CS)が盛り上がりを見せる中、ひっそりと球界を去っていく選手がいる。
それは戦力外通告された選手達だ。

今年、戦力外通告を受けた選手たちの中には、田口壮外野手(オリックス)やG・G佐藤外野手(西武)、河原純一投手(中日)といった実績ある選手の名前も見られる。
現役続行を希望している彼らは、オフに2度行われる合同トライアウトに参加。他球団への移籍を目指すことになる。

戦力外選手とはいえ、新天地できっかけを掴み、再び輝きを取り戻す選手は多い。
これまでにも田上秀則(中日→ソフトバンク)や的場直樹(ソフトバンク→ロッテ)、森岡良介(中日→ヤクルト)らが新天地でチャンスを掴んだ。

しかし、今年戦力外通告になったある選手は、
「トライアウトなんて、アテがないと、受けてもほとんど意味が無いんですよ」(NEWSポストセブンより)
とコメント。
知られざるトライアウトの裏側を明かしている。

同選手が所属していた球団では、戦力外通告する予定の選手を夏頃にリストアップし、友好関係のある他球団の編成部に報告。
獲得に興味を示す球団が現れれば、その球団との二軍戦に出場させ、戦力外を通告すると同時に、
「ちなみに○○がお前に興味あるそうだから、もし現役を続けたいならトライアウト受けてみないか」(同)
とトライアウトへの参加を持ち掛けるのだという。

ちなみに同選手は、通告を受けた際、
「今のところもどこからも引き合いは来ていない」(同)
と教えられたとのこと。
トライアウトへの参加も決めかねており、
「入団したときにスカウトさんから『将来は球団に残れるように手配したから』と言われたのですが、しょせん口約束なんで消えてしまいました(苦笑)。
これからどうするか、年内には目処を付けないと」(同)
と迷える胸の内を明かしている。

確かにプロの世界は実力が全てだ。
しかし、戦力外となった選手たちの"第二の人生"を支援する体制を整えることも重要ではないだろうか。
(2011年11月5日)
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