阪神･桧山進次郎､イベントで負傷し緊急搬送! 子供かばい肩から転倒･･･

阪神の桧山進次郎外野手が京都府内でのイベント中に負傷し､救急車で病院へ搬送されていたことが23日､分かった｡

桧山はこの日､自身の運営するサイト｢桧舞台｣主催のイベントに参加｡
子供たちのために企画したキックベース対決で悲劇は起きた｡

ボールを蹴った女児を抱えて一塁へ走っていた桧山は､ぬかるんだ地面でバランスを崩して転倒｡
女児をかばったため受身が取れず､左肩から左胸のあたりを強打した｡
女児は無事だったものの､桧山はその場で横たわったまま動くことができず､参加者たちは騒然｡
イベントを管理していた事務所スタッフがすぐに救急車を呼び､桧山は駆けつけた救急隊員によって緊急搬送された｡

事務所スタッフによると､桧山は搬送される直前､
｢息がしにくい｡腕は大丈夫｡骨は(折れて)ないと思う｣(サンケイスポーツより)
と話していたとのこと｡
しかし､病院ではエックス線検査も行われており､転倒した状況からろっ骨骨折などを負った可能性が高いとみられる｡
桧山は現在も入院しており､24日に精密検査を受ける予定だという｡

京都府京都市右京区出身の桧山は1991年､東洋大学からドラフト4位で阪神に入団｡
1995年に外野手のレギュラーを獲得すると､翌年には22本塁打を放ち4番としてチームを牽引した｡
近年は若手の台頭で出場機会が減少しているが､チームに欠かせない代打の切り札として活躍｡
今年5月には通算14本目となる代打本塁打を放ち､球団新記録を更新した｡

イベントの前日､桧山はFA権を行使せずに残留することを発表｡
｢来季も戦力になれるよう準備し､頑張るだけです｣(スポーツ報知より)
と球団最長記録となる在籍21年目に向けた思いを語ったばかりだった｡

(2011年11月24日)

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