プロ野球解説者のギャラが激減! 就職先求めOBたちの醜い争いも勃発!?
最終戦までもつれ込み、例年に比べ大きな盛り上がりを見せた今年の日本シリーズ。
全試合が地上波で生中継され、ソフトバンクの日本一が決まった第7戦は視聴率18.9%をマークした。

各局とも中継に力を注ぎ、解説者には知名度のある人材を起用。
解説者も野球ファン拡大のため、熱のこもった分析で視聴者を楽しませた。

かつて、現役を引退した選手の"就職先"として最も一般的だった解説者。
しかし、現在では地上波の野球中継が激減。
当然、解説者の枠は減り、ギャラの相場も大きく下がったという。
ある放送関係者は、
「ほぼ全局が専属契約はせず、中継するごとにギャラを払うスポット契約になっている。その上、解説者の補充はしない局も多い。
元中日で現在はNHK解説者の今中慎二氏が現場復帰するといわれ、中京地区のOBが色めき立っているようだが、NHKが後釜を探しているかは疑問です」(週刊ポストより)
と証言。
かつては1試合50万円ともいわれたギャラもいまや10万円が相場となり、野球中継自体は多いが予算の少ないCS放送では5万円ほどになるという。

こうした状況の中、"就職先"として指導者を希望するOBが急増。
実際、前出の放送関係者は、
「テレビ解説のオファーを断わり、パ球団のコーチ就任を狙っている近鉄OBもいますが、現場の方が実入りがいいとみているからでしょう」(同)
と実情を暴露している。

しかし指導者は現役時代の実績はもちろん、指導力も兼ね備えていなければならず、解説者よりも狭き門と言える。
そこで、解説者にも指導者にもなれないOBが目指すのが、バラエティー番組を活躍の場とする"野球タレント"だ。
だが、ここにも厳しい現実が待っていると放送関係者は指摘する。

「ニーズに応えられるのはひと握りしかいないし、どんなに選手として優れていても、いわゆる"野球バカ"では使いようがない。
その上、暴排条例の関係もあって、"あのOBのバックには暴力団がいる"とか、醜い中傷合戦も始まっている」(同)

有名選手であれば、かつては一生安泰と言われた解説者の座。
野球人気の落ち込みは、こうしたところにも影響を与えているようだ。
(2011年11月27日)
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