西武・大石が復活の4回7奪三振! 最速141キロも渡辺監督「ボールに威力ある」
【練習試合 西武 2-1 LG 春野】

西武・大石達也投手が1日、韓国LGとの練習試合に先発。
4回2安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りを猛アピールした。

大石は立ち上がりこそ球が高めに浮いたが、キレのいい直球を主体に二回まで無安打3奪三振。
三回には直球を決め球に3者連続三振を奪った。

打者が一巡した四回は連打を浴びて無死一、三塁のピンチを招いたが、ここで配球を一変。
4番チョン・ソンフンをフォークで空振り三振に仕留め、続くチェ・ドンスは外角低めのスライダーで注文通りの三ゴロ併殺打に打ち取った。

最速は141キロながら、打者14人から毎回の7奪三振。
これには渡辺監督も、
「よかった。ボールに威力を感じる。次も長いイニングをみたいね」(サンケイスポーツより)
と目を細めた。

2010年のドラフトでは即戦力として期待され、6球団から1位指名を受けた大石。
しかし、昨季は右肩痛の影響などでフォームを崩し、大学時代155キロをマークした直球は130キロ台にまで落ち込んだ。
結局、本来の直球を取り戻すことはできず、ルーキーイヤーは1軍登板なしに終った。

右肩痛が癒えた今キャンプでは、フォーム改造に着手。
右足にしっかり体重を乗せることを意識して投げ込むことで、本来のキレを取り戻しつつあるようだ。

大石は試合後、最速141キロをマークした直球について、
「空振りが取れればいいけど、スピードガン表示が出る球場では見栄えが悪いですよね」(同)
と苦笑いを浮かべながらも、
「キャンプ後半からよくなっています」(同)
と納得の表情。
この日バッテリーを組んだ岳野竜也捕手も、
「表示より球がきているし、大石の球は回転数が多くキレがある」(スポーツ報知より)
と舌を巻いた。

開幕ローテーション入りを争う菊池雄星投手は、29日のLG戦で5回9安打5失点と大乱調。
キャンプ中から、
「先発を争う中で雄星は年が近いし負けたくない」(サンケイスポーツより)
と語っていた大石だが、この日の投球で開幕ローテーション入りが大きく近付いたに違いない。
(2012年3月2日)
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