ヤクルトに緊急事態! 正捕手･相川が右足親指で長期離脱へ…

【ヤクルト 0-7 DeNA 神宮(6回表一死降雨コールド)】

2001年以来の日本一を目指すヤクルトに緊急事態が発生した｡
正捕手･相川亮二が､11日のDeNA戦で右足親指を骨折｡
12日に出場選手登録を抹消され､長期離脱する可能性が高まった｡

2回一死の場面､DeNA･石川のファウルが相川の右足親指を直撃｡
その後も痛みをこらえて出場を続けたが､4回の守備からベンチに下がり､病院へ直行｡
CT検査などの結果､｢右足第一指の末節骨骨折｣と診断された｡

12日にも再検査を受けるため全治は不明だが､小林チーフトレーナーは､
｢2、3日でプレーというのは厳しい｡骨が付くまで3､4週間かかるという診断だった｣(サンケイスポーツより)
とコメント｡
小川監督も長期離脱を覚悟し､
｢なってしまったものはしようがない｡一日でも早く戦列に復帰してもらいたい｣(同)
と苦渋の表情を浮かべた｡

病院からクラブハウスに戻った相川は､
｢プレー中より痛みは増している｡我慢して出場しても間違いなく足を引っ張るレベル｣(スポニチアネックスより)
と状態を説明｡
昨季､8月末に右手親指を剥離骨折しながら強行出場を続けたタフガイも､痛みに顔を歪めるほどだった｡

今季からキャプテンに任命された相川は､ここまで全試合に先発出場｡
村中､赤川､増渕ら若手の多い投手陣を安定したリードで引っ張ってきた｡

ここまで5勝4敗1分で4位といまひとつ波に乗り切れていないヤクルト｡
精神的支柱の離脱が､チームに与える影響は大きいだろう｡

(2012年4月12日)

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