西武･中村が4試合連続弾! 交流戦は脅威の15試合9本塁打!

【セ･パ交流戦西武 7-4 中日西武ドーム】

西武は5日､本拠地で中日と対戦｡
4番･中村剛也内野手の4試合連続本塁打などで7-4と打ち勝った｡

2点リードの4回1死一､三塁の場面で打席に入った中村は､中日･武藤の2球目を左翼ポール際に大ファウル｡
｢やってしまったと思ったけど切り替えられた｣(スポーツ報知より)
という言葉通り､打ち直しの3球目はしっかり左翼席まで運んだ｡

この日は自己最多タイの4戦連発を含む4安打4打点の固め打ち｡
10本塁打はオリックス･李大浩に並ぶリーグトップタイ､37打点は日本ハム･稲葉を抜いてリーグ単独トップに躍り出た｡

交流戦前までは32試合で打率.198､1本塁打､12打点と苦しんだが､交流戦後は15試合で打率.400､9本塁打､25打点｡
復調のきっかけは5月8日からの楽天3連戦だったとのことで､中村はその時を振り返り､
｢感覚ですけど､始動が遅くてあわてて打ちにいっていたのに気がついた｡『1､2の3』で打たないといけないのに『1､2､3』になっていた｣(同)
とコメント｡
微妙なフォームのずれを修正してからは､直球に差し込まれる場面が少なくなり､本来の力を存分に発揮している｡

この日､三塁打が出ればサイクル安打達成だったが､
｢興味ないっすね｡やっぱりホームラン打ちたいんで｣(同)
と"らしい"コメントで笑いを誘った中村｡
この調子を維持できれば､自己最多となる5試合連続本塁打､そしてプロ野球記録となる7試合連続本塁打も夢ではない｡

(2012年6月6日)

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