グライシンガー復活! 巨人独走体制!!

10日に行われたオリックス-巨人の試合で、
グライシンガーが5月14日以来の6勝目をマークし、
復活を果たした。
巨人は今季4度目の5連勝で、貯金は最多の19になった。

グライシンガーは序盤こそ不安定だったが、
4回以降は1安打と立て直した。
初回無死一塁、
小飛球になった小瀬のバントをダイビングキャッチ。
執念のプレーで1アウトをつかみ取った。
2回、併殺の間に1点を許してしまったが、その後は失点なし。
最速148キロの直球とカットボール、
チェンジアップを中心に投球を組み立て、
8回5安打1失点。復活の111球だった。

試合後グライシンガーは、
「調子は良かった。
序盤は制球に苦労したけど、中盤から良くなった」
と話した。
5月は5戦25失点と不振に陥っていた助っ人は、
完全に復活したようだ。

一方打線は初回に小笠原の右翼線適時打で先制。
そして松本、鶴岡がタイムリーを含む3安打を放った。
この白星で2位･ヤクルトとのゲーム差を今季最大の6に広げた。

6月は5勝2分けと無敗を続けている巨人。
このまま2位･ヤクルトを引き離せるか?
それは復活した右のエース、
グライシンガーにかかっているのかもしれない。

(2009年6月11日)

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