山本浩二が侍ジャパン監督最有力!? 山田久志､伊東勤も候補に!

プロ野球の選手会は4日､来春のワールド･ベースボール･クラシック(WBC)への不参加決議を撤回し､出場することを発表｡
参加問題が決着したことで､今後は日本代表監督の選任に注目が集まる｡

現在のところ有力候補として名前が挙がっているのは､前回大会で日本を世界一に導いた巨人･原監督､今年3月の復興支援試合で指揮を執ったソフトバンク･秋山監督､中日で指揮を執った8年間で4度のリーグ制覇を達成した落合博満氏の3人｡
ただ､秋山監督は以前から､
｢侍ジャパンとしてやっていくなら現役(監督)は難しい｣(スポニチアネックスより)
と話しており､これは12球団全ての監督の考えと言えそう｡
そうなると落合氏が有力となりそうだが､中日時代にファンサービスの少なさを批判されているだけに､日本中が注目する代表監督に適任とは言えないだろう｡

そんな中､『スポーツ報知』が最有力候補に挙げているのが｢ミスター赤ヘル｣こと山本浩二氏｡
山本氏は現役引退後､89～93年と､01～05年までの2期10年にわたり広島の指揮を執り､91年にはリーグ制覇を達成｡
2008年の北京五輪では守備走塁コーチを務め､国際経験も豊富だ｡
同紙では､すでに水面下で交渉が進められているとも報じている｡

ただ､他紙では山本氏のほかにも､前回大会でコーチを務めた山田久志氏や伊東勤氏も有力候補として名前が挙がっている｡
3連覇という偉業が懸かっているだけに､選考は今後も難航しそうだ｡

(2012年9月5日)

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