レアンドロ、監督に中東移籍直談判

G大阪のFWレアンドロが20日、海外移籍への意志を表明した。

今季から加入したストライカーは、この日までにクラブに移籍したい旨を伝え、西野朗監督にも新潟戦後に会談を要求。自らの思いを伝えた模様。

G大阪に、アルサード（カタール）から獲得意志を示す文書が18日に届いた。

クラブは断りの返事を送ったが、アルサードは無資格代理人のモモ･モハメッド氏を仲介役に、今季年俸の5倍近い4億円（推定）を用意。

中東クラブによる強奪劇が、日を置かずして再びJの舞台で始まった。

過去にマグノアウベス、バレーと主力FWを奪われたクラブの方針は揺るがない。

今季契約にはシーズン途中での移籍を認めない項目があり、金森喜久男社長も「姿勢は変わらない。移籍証明書も出すつもりはない」と断言。

ただ、移籍を希望するレアンドロのモチベーション低下を招く事態になりかねない。

Jリーグでは、最近シーズン途中の中東クラブからの外国人選手引き抜きが多く見られ、

今季も名古屋に所属していたダヴィ、また神戸のジュニオール監督が中東のクラブへ移籍していった。

(2009年8月22日)

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