松井秀、WBC出場断念! BIG3夢の共演はまたしてもお預け

ヤンキース・松井秀喜外野手(34)が、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を断念したことが25日、明らかになった。

松井の辞退の理由は、今年9月に手術した左ひざの状態が現在になっても思わしくなく、来年3月に開催されるWBCまでに完全回復できる保証がないことだという。

これだけを聞くと松井自身が出場に対して消極的な態度を取っているかのように思われるがそれは違う。
どうやら松井の意思とは別にヤンキース側からのストップがかかったことが大きな原因だと言われている。

というのも、WBCの大会規定にある“今季の故障者リストに45日間以上入った選手の出場には所属球団の許可が必要”という点において、今回はヤンキース側がノーを出したようだ。

松井出場断念を発表したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(41)によると、大会開催の時期はリハビリに専念させるという当初の計画を予定通り実行するとのこと。
これに対し、松井もリハビリに専念すると名言した為、松井のWBC出場は完全消滅となったわけだ。

第1回WBCでの出場も果たせなかっただけに、今回こそイチロー、松坂、松井秀のBIG3共演を見たかったというのが本音だが、今はしっかりと治療に専念し、来年こそは1試合でも多くヤンキースタジアムで光り輝く松井の姿を見たいものである。

(2008年11月26日)

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