日本野球連盟が5球団合同育成チームのクラブ登録に難色示す

日本野球連盟の鈴木義信副会長は14日、プロ5球団の2軍選手だけで編成するチームが同連盟にクラブ登録をする準備を進めていることについて、現状では難しいとの見解を示した。

この見解は､巨人の清武英利球団代表が5日、巨人とロッテの2軍選手による混成チーム｢シリウス｣を今季から横浜、ヤクルト､楽天も加えた5球団で結成し、社会人野球にチーム登録する意向を明らかにしたことに対してのもの｡

チーム側は､日本野球連盟に1月中にもクラブチーム登録を申請し、社会人野球の公式戦参加を視野に入れていた｡

しかし､鈴木副会長によると､今年の社会人大会に出場するチームが決まっていることから難しいとの見解を示した｡

試合機会の少ない2軍では､試合機会の増加を狙って､近年社会人チームとの試合や合同チーム結成などが行われているが､今回の5球団合同チームのクラブ登録申請は､そんなに上手くはいかないようだ｡

(2010年1月17日)

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