AKB48､衝撃のグロPVは有料配信のみで公開決定! それに至った真実とは!?

AKB48､衝撃の"グロPV"は有料配信のみで公開決定! それに至った真実とは!?

センターを7人でローテーションするAKB48のニューシングル『Beginner』｡

同シングルのPV(プロモーションビデオ)が有料配信のみで公開されることが明らかになったと『スポニチ』が報じている｡

メンバーが次々に残虐な目に遭い血を流す衝撃的な内容で､若年層ファンに対する悪影響を考慮し､CDに付属するDVDへの収録は取り止められていた同PV｡
テレビ放映もされないという｡

"初心者の気持ちで挑戦し続けよう"というメッセージのPVは､『告白』などの作品で知られる映画監督の中島哲也氏(なかしまてつや=51)が撮影したもので､バーチャルなゲームの世界が舞台｡

AKB48メンバーが架空の敵と戦う中で､次第にメンバー同士が助け合い､無機質なゲームの中に血が通い始め､人間としての感情が目覚めていくという内容だ｡

映像の中には､手の甲に矢のようなものが刺さった前田敦子(まえだあつこ=19)が血を流しながら泣き叫んだり､大島優子(おおしまゆうこ=22)の腹部にドリルのような物が突き刺さるなどの衝撃シーンが含まれており､9月21日に都内で行われた『じゃんけん大会』などで特別上映されてきたが､これらの場面で目をつぶるファンも多くいたという｡

PVには､"相手の気持ちや痛みを想像出来ることは現在の人達には大切"というゲームのように殺人事件が起こる現代社会に向けた中島監督なりのメッセージが込められていた｡

所属レコード会社『キングレコード』はこれを尊重しつつも､｢場面場面を切り取るとショッキングな映像が含まれている｣(引用:スポニチ)と判断｡通常のAKB48のシングルCDにはPVを収録したDVDが付属されるが､今作のDVDにはダンスシーンとメーキング映像のみを新たに編集したものを付属させることにしたようで､テレビ番組での曲紹介時にもこれが流されるのだそうだ｡

しかしながら､ファンの間では｢あのPVはどうなるのか｣｢お蔵入りになってしまうのか｣(同)と話題を集めていた"オリジナル版PV"｡『キングレコード』では､作品の意図や内容を知った上で見てもらえるようにと『レコチョク』での有料配信に限定｡発売日27日の午前0時に開始されることになった｡

これを受け､総合プロデューサーの秋元康氏(あきもとやすし=54)は｢素晴らしい作品ができたと思いました｣(同)としつつも､誤解を招いたり不快感を与えてしまうことを避けるため｢キングレコードの判断に従いました｣(同)と話しているという｡

今回の異例な対応を考えれば､今後同PVは話題を更に集めることになりそうだ｡(上田)