｢NHK紅白歌合戦｣出場者のギャラが判明! あまりに悲惨なその額とは!?

2010年を締めくくる一大イベント『第61回NHK紅白歌合戦』｡
出場歌手44組の曲目や歌唱順も決定し､またサザンオールスターズの桑田佳祐(くわたけいすけ=54)がスペシャルゲストとして出場することが明かされるなど､放送を目前に控え､話題を呼んでいる｡

そんな状況下で､紅白の悲惨なギャラ事情が明らかになったと『日刊ゲンダイ』が報じている｡

紅白では毎年､出場歌手は29日のリハーサルから本番31日までの3日間､ほぼかかりっきり｡
それだけ時間を拘束されるにも関わらず､民法に比べて驚くほどギャラが安いという｡

まず､ギャラの総額については1000万円と言われており､今年は44組が出場することから平均すれば1組当たり23万円という計算に｡

ただし､もちろん大御所への分配が多く､47回で最多出場の北島三郎(きたじまさぶろう=74)で45万～50万円｡
また今年で12回目の出場となる浜崎あゆみ(はまさきあゆみ=32)で25万～30万円と言われている｡

そして､新人は5万円が相場｡
長時間歌うという初出場の植村花菜(うえむらかな=27)でも5万円､出場3回目でメドレーを歌うAKB48も同程度で､1人当たり2000円に満たない可能性があるようだ｡

NHKにとって､大河ドラマ･朝ドラと並ぶ最重要番組と言われている紅白歌合戦｡
演歌歌手は紅白出場が"ブランド"となり､翌年のコンサートのギャラを高値で維持できたり､新人は老若男女､幅広く名前を知ってもらえるというメリットもある｡

しかしながら､予算は3億円と言われる同番組で､出場歌手の平均ギャラが23万円というのは､いかがなものだろうか｡
視聴率低迷が囁かれ､路頭に迷っている紅白だが､長年出場してきたアーティスト達が今後､出場を拒む日も近いのかもしれない｡(上田)