『ツィゴイネルワイゼン』や『どついたるねん』で知られる名優･原田芳雄(はらだよしお)が19日午前､東京都内の病院で死去した｡71歳だった｡
原田は俳優座養成所を経て､1986年に映画『復讐の歌が聞える』で銀幕デビュー｡
演技力に加え､アウトローなたたずまいと渋い色気で人気を博した｡
これまでに100本を越える映画に出演し､数々の映画賞を受賞｡
寺山修司監督や鈴木清順監督など個性派監督たちの常連俳優として､独自の存在感を発揮してきた｡
また､大の鉄道好きとしても知られ､同じく鉄道好きのタモリ(65)とは､互いに｢タモさん｣｢ヨシオちゃん｣と呼び合う仲｡
『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)の鉄道企画では､子供のようにはしゃぐ姿が度々放送された｡
しかし､今年に入り腸閉塞と誤えん性肺炎を併発｡
持病の腰部脊柱管狭窄症も悪化し､立っているのも辛い状況となり､闘病生活を送っていた｡
今月11日､主演映画『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)のプレミア試写会には車いすで参加｡
別人のようにやせ細った姿は衝撃的だったが､阪本監督に､
｢絶対に(現場に)戻ってくる｣
と語るなど､復帰への意欲を見せていたという｡
なお､葬儀･告別式の日取り､喪主は未定｡
『大鹿村騒動記』は16日より公開が始まっている｡(伊原)
原田は俳優座養成所を経て､1986年に映画『復讐の歌が聞える』で銀幕デビュー｡
演技力に加え､アウトローなたたずまいと渋い色気で人気を博した｡
これまでに100本を越える映画に出演し､数々の映画賞を受賞｡
寺山修司監督や鈴木清順監督など個性派監督たちの常連俳優として､独自の存在感を発揮してきた｡
また､大の鉄道好きとしても知られ､同じく鉄道好きのタモリ(65)とは､互いに｢タモさん｣｢ヨシオちゃん｣と呼び合う仲｡
『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)の鉄道企画では､子供のようにはしゃぐ姿が度々放送された｡
しかし､今年に入り腸閉塞と誤えん性肺炎を併発｡
持病の腰部脊柱管狭窄症も悪化し､立っているのも辛い状況となり､闘病生活を送っていた｡
今月11日､主演映画『大鹿村騒動記』(阪本順治監督)のプレミア試写会には車いすで参加｡
別人のようにやせ細った姿は衝撃的だったが､阪本監督に､
｢絶対に(現場に)戻ってくる｣
と語るなど､復帰への意欲を見せていたという｡
なお､葬儀･告別式の日取り､喪主は未定｡
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