【訃報】歌謡界の女王・二葉あき子が死去 90歳近くまで現役歌手として活躍
『フランチェスカの鐘』『水色のワルツ』などのヒット曲で知られる歌手・二葉あき子(ふたばあきこ)が16日午前3時30分、急性心不全のため死去した。96歳だった。
広島県広島市出身の二葉は、1935年に東京音楽学校(現東京芸術大学)を卒業。
翌年、コロムビアから『愛の揺籃』を発売してデビューした。
その後、『古き花園』『純情の丘』『水色のワルツ』などのヒットで人気を獲得。
『紅白歌合戦』(NHK)には1951年の第1回から10回連続出場し、その歌唱力から"歌謡界の女王"と呼ばれた。
中でも1948年に発表した『フランチェスカの鐘』は、戦後の解放感を象徴して大ヒット。
同曲はその後も原爆犠牲者への鎮魂歌として長く歌われた。
1982年に紫綬褒章を授章し、90歳近くまで現役歌手としてリサイタル活動を続けていたが、2003年に難聴の進行から引退を宣言。
その後は故郷・広島へ戻っていた。
なお、葬儀・告別式の日取り、喪主は未定となっている。(伊原)
広島県広島市出身の二葉は、1935年に東京音楽学校(現東京芸術大学)を卒業。
翌年、コロムビアから『愛の揺籃』を発売してデビューした。
その後、『古き花園』『純情の丘』『水色のワルツ』などのヒットで人気を獲得。
『紅白歌合戦』(NHK)には1951年の第1回から10回連続出場し、その歌唱力から"歌謡界の女王"と呼ばれた。
中でも1948年に発表した『フランチェスカの鐘』は、戦後の解放感を象徴して大ヒット。
同曲はその後も原爆犠牲者への鎮魂歌として長く歌われた。
1982年に紫綬褒章を授章し、90歳近くまで現役歌手としてリサイタル活動を続けていたが、2003年に難聴の進行から引退を宣言。
その後は故郷・広島へ戻っていた。
なお、葬儀・告別式の日取り、喪主は未定となっている。(伊原)
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