KARA･ギュリ､声帯結節で声が出ない! 医師の指示聞かず舞台稽古を続行

人気K-POPグループ･KARAのパク･ギュリ(23)がのどの不調を訴え医師の診察を受けたところ､｢声帯結節｣と診断されていたことが23日､分かった｡

韓国メディアによると､ギュリは主演ミュージカル『美女はつらいの』のソウル公演に向けた稽古中､のどに異常を感じたため病院で診察を受け､18日に病状が判明したとのこと｡
所属事務所は､
｢今年8月から続く日韓での活動やミュージカルの練習のため､のどに無理をかけて問題が生じた｡今も声がちゃんと出ない状態｣
とコメントしているという｡

声帯結節とは､2本ある声帯が擦れ合って生じるポリープのようなもので､声帯が完全に閉鎖しない状態となるため､声が枯れたり､高い声が出にくくなる症状｡
声を過度に使う歌手や声楽家に多いとされ､日本では今年7月､AKB48の板野友美(いたのともみ=20)が同様の症状で歌唱を伴う活動を一時休養した｡

効果的な治療法は声をセーブし､のどを休ませること｡
しかし関係者によると､ギュリは医師から休養を勧められたものの､来月6日に開幕する主演ミュージカル『美女はつらいの』に向けた稽古を続行｡
制作陣側は公演延期も提案したが､ギュリはこれを受け入れなかったという｡

その覚悟を示すように､ギュリは韓国メディアの取材に対し､
｢公演は観客との約束｡練習を休めば回復もそのぶん早いと思うが､そうすると準備が公演の日程に間に合わない｣
とコメント｡
さらに､
｢回復は遅れるが､練習とコンディション調整を並行して公演では必ず元気なところをお見せしたい｣
と予定通りの日程で公演を行うことを誓ったという｡

なお､KARAは24日に生放送される『ベストヒット歌謡祭』(日本テレビ系)に出演予定｡
すでにギュリも来日しているという｡(伊原)

関連ニュース