(04/06)
今年で創業100周年を迎える吉本興業｡
数多くの人気タレント･芸人を輩出し､今や芸能界を牛耳る存在となった同社の｢100周年プロジェクト｣が早くも難航しているという｡
『週刊実話』が報じている｡
プロジェクトは今月1日からスタート｡
8日には大阪中心部にある劇場『なんばグランド花月』のリニューアルオープン公演が予定されており､若手芸人らに加えて同劇場のこけら落としのCMを務めたダウンタウンらが集結する｡
｢8日は約140組の芸人が出演し､海外も含め100カ所で同時中継しますから､盛り上がるのは間違いない｡問題は13日からスタートする『吉本百年物語』です｡目玉だというのにチケットが全く売れていない｡大崎洋社長の100周年のプロジェクトの説明を兼ねた年頭の挨拶の際､島田紳助の復帰だけ大きく取り上げられたのが失敗でした｣(引用:週刊実話)と､同社の中堅社員は頭を抱える｡
｢念頭の挨拶｣とは今年1月4日に大崎洋社長が行ったもので､昨年8月に電撃引退した島田紳助(しまだしんすけ=55)に対して復帰を願うラブコールを送ったことでメディアにも多く取り上げられた｡
しかし本題である『100周年プロジェクト』や『吉本百年物語』に関してはほとんど認知されておらず､チケットが売れないという危ない展開を引き起こしていまった｡
『吉本百年物語』には陣内智則(じんないとものり=38)と国仲涼子(くになかりょうこ=32)が主演し､4月公演ではたむらけんじ(38)､月亭八光(つきていはちみつ=34)らが日替わりでゲスト出演する｡
｢陣内と国仲では地味すぎ｡これでは売れませんよ｡たとえば､陣内の相手役が国仲ではなく､離婚した藤原紀香だったら売れたかもしれません｣(引用:同)と､大阪のテレビ局関係者は不人気の理由を推測する｡
100周年という記念すべき年の一大プロジェクトにも関わらず何やら雲行きが怪しくなってきたことで､同社所属の芸人･社員達も動揺を隠せない｡
売れ残ったチケットを自腹で買い取りさせられる事態を恐れているのだ｡
｢そうなれば､若手芸人は夜逃げするしかないですよ｡社員も給料天引きでチケットを買わされるかもしれないと怯えてます｣(吉本関係者:同)
メディアに連日出演する売れっ子ならば何てことは無いだろうが､売れない若手や固定給の社員らにとって､チケットノルマはかなり深刻な問題となりそうだ｡
｢紳助引退後､芸人への給料遅配が噂されましたが､最近は徐々に解消されつつあります｡それでもまだ､若手の芸人は『給料入った?』が挨拶代わりになっている｡その上､チケットの処理を強いられたら堪ったものではありません｣(前述の社員:同)
本来めでたいはずの創業100周年だが､微妙なプロジェクトのお陰で身内には早くも厄介ごと扱いされているようだ｡(高橋)
数多くの人気タレント･芸人を輩出し､今や芸能界を牛耳る存在となった同社の｢100周年プロジェクト｣が早くも難航しているという｡
『週刊実話』が報じている｡
プロジェクトは今月1日からスタート｡
8日には大阪中心部にある劇場『なんばグランド花月』のリニューアルオープン公演が予定されており､若手芸人らに加えて同劇場のこけら落としのCMを務めたダウンタウンらが集結する｡
｢8日は約140組の芸人が出演し､海外も含め100カ所で同時中継しますから､盛り上がるのは間違いない｡問題は13日からスタートする『吉本百年物語』です｡目玉だというのにチケットが全く売れていない｡大崎洋社長の100周年のプロジェクトの説明を兼ねた年頭の挨拶の際､島田紳助の復帰だけ大きく取り上げられたのが失敗でした｣(引用:週刊実話)と､同社の中堅社員は頭を抱える｡
｢念頭の挨拶｣とは今年1月4日に大崎洋社長が行ったもので､昨年8月に電撃引退した島田紳助(しまだしんすけ=55)に対して復帰を願うラブコールを送ったことでメディアにも多く取り上げられた｡
しかし本題である『100周年プロジェクト』や『吉本百年物語』に関してはほとんど認知されておらず､チケットが売れないという危ない展開を引き起こしていまった｡
『吉本百年物語』には陣内智則(じんないとものり=38)と国仲涼子(くになかりょうこ=32)が主演し､4月公演ではたむらけんじ(38)､月亭八光(つきていはちみつ=34)らが日替わりでゲスト出演する｡
｢陣内と国仲では地味すぎ｡これでは売れませんよ｡たとえば､陣内の相手役が国仲ではなく､離婚した藤原紀香だったら売れたかもしれません｣(引用:同)と､大阪のテレビ局関係者は不人気の理由を推測する｡
100周年という記念すべき年の一大プロジェクトにも関わらず何やら雲行きが怪しくなってきたことで､同社所属の芸人･社員達も動揺を隠せない｡
売れ残ったチケットを自腹で買い取りさせられる事態を恐れているのだ｡
｢そうなれば､若手芸人は夜逃げするしかないですよ｡社員も給料天引きでチケットを買わされるかもしれないと怯えてます｣(吉本関係者:同)
メディアに連日出演する売れっ子ならば何てことは無いだろうが､売れない若手や固定給の社員らにとって､チケットノルマはかなり深刻な問題となりそうだ｡
｢紳助引退後､芸人への給料遅配が噂されましたが､最近は徐々に解消されつつあります｡それでもまだ､若手の芸人は『給料入った?』が挨拶代わりになっている｡その上､チケットの処理を強いられたら堪ったものではありません｣(前述の社員:同)
本来めでたいはずの創業100周年だが､微妙なプロジェクトのお陰で身内には早くも厄介ごと扱いされているようだ｡(高橋)
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