極楽山本圭一が突如復帰のｳﾗ事情!!

　先月末の問題発覚以来､未だその全貌が明らかになっていない元お笑いｺﾝﾋﾞ｢極楽とんぼ｣の山本圭一(38)による未成年少女暴行事件について､このほど社会人野球ﾁｰﾑ｢ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｺﾞｰﾙｽﾞ(GG)｣の監督･萩本欽一(65)が､淫行問題で球団から除名処分となった山本と､ｱﾐﾉﾊﾞﾘｭｰ藤本こと藤本博史捕手(30)ら3人を今後選手として復帰させる可能性を示唆した｡
　山本と藤本ら元GG選手の3人は､先月16日夜から17日未明にかけて､函館市内のﾋﾞｼﾞﾈｽﾎﾃﾙで無職女子(17)と女子高生(18)にｱﾙｺｰﾙを飲ませて暴行をはたらいたとされる｡しかし､これについては北海道警函館西署がたびたび事情聴取を行っているものの､未だ刑事処分はおろか事件の全貌すら明らかにされていない｡そんな時期尚早ともいえる段階にも関わらず､このほど欽ちゃんは､｢(山本ら3人とは)冷たい付き合いをしてきたわけじゃない｡厳しく､温かくやっていきたい｣と語り､淫行問題で処分を受けた3人に救いの手を差し伸べる意向を明かした｡
　その具体的内容については､岡本尚博球団代表(40)が､｢監督(欽ちゃん)は､彼らがまだ野球をやりたいという強い気持ちがあるのなら､背番号をはずして､1から出直させたいという思いがある｡(日本)野球連盟からも『野球でたたき上げて更生させたら』と言われた｡球団をｻﾎﾟｰﾄしてくれる地域の人たちに奉仕活動で償い､みんなに納得してもらえたら野球選手としての復帰はあり得る｣と代弁｡気になる復帰時期については､｢今年中はない｣と明言した上で､奉仕活動によって世間一般から更生が認められれば､来年のｼｰｽﾞﾝ中の復帰も検討するという｡
　さらに､この発表に続いて､GG本拠地の茨城･稲敷市内に､ﾌｧﾝとの交流や選手の更生などのための農園を作るﾌﾟﾗﾝが示された｡これについて後援会の黒田正会長(43)によると､同市内にある後援会会員たちに農地約2000平方ﾒｰﾄﾙを無料で提供してもらい､作った野菜を地域の人やﾌｧﾝに提供したり､交流の場として使用｡また､問題を起こした山本らを含む選手全員に農作業を経験させ､更生の場として活用するという｡
　奉仕作業で更生とはあまりに安直な考えに聞こえるが､この山本復帰ﾌﾟﾗﾝが突如発表されたことには裏があると言われる｡というのも実は､山本の元所属事務所である吉本興業は､以前より社会人野球への参入を表明しており､今や協賛企業や活動拠点まで詰めている段階で､なんと欽ちゃんごとGGを買収する考えもあるそう(ｹﾞﾝﾀﾞｲﾈｯﾄより)｡そしてこれは､再び事件の責任を追求されかねない欽ちゃんにとっても渡りに船らしく､なるべく早く山本問題にｶﾀをつけて吉本にかくまってもらおうという意図が透けて見える｡しかし､まだ刑事処分も下されていないだけに､この段階での復帰ﾌﾟﾗﾝ発表は時期尚早｡それだけに､これではGGが山本を甘やかしていると世間に受け取られかねない｡山本の復帰を急ぐ事情もあるだろうが､まずは事件の全貌を明らかにしてからというのが筋だろう｡

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