板東英二、申告漏れ7500万円は「植毛代」? 涙の謝罪会見で不思議釈明!
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2012年12月に個人事務所の脱税が発覚したタレント・板東英二(ばんどうえいじ=73)が10日、大阪市内で謝罪会見を開いた。

実質的に経営を行っていた事務所「オフィスメイ・ワーク」は、名古屋国税局から2011年8月期までの7年間で約7500万円の申告漏れを指摘された坂東。
脱税発覚後は、レギュラー出演していた『世界ふしぎ発見』(TBS系)を始め、テレビ番組を降板。
収録済みの番組も放送中止になり、その後はオファーもなく、事実上の活動休止状態となっていた。

坂東は会見が始まるとすぐに、
「誠に申し訳ありませんでした」
と深々と頭を下げて謝罪。

申告漏れの7500万円について、国税局からどのような指摘を受けたのか説明を求められると、
「あの…私…実は…ずっと…」
と話しづらそうにしながら、
「ご存じの方がいるかどうか知りませんが、十数年以上、20年近く植毛をやって参りました」
と植毛を突如カミングアウトした。

報道陣が唖然とする中、
「カツラが経費として落ちると聞いておりましたので、当然植毛もと思っておりましたが、今回の調査で美容整形と同じだと言われて、そこで初めて分かりました」
と釈明すると、会場からは失笑が漏れた。

植毛は髪の毛が薄くなったり、細うなった箇所に健康な髪を移植するもの。
美容整形外科「高須クリニック」によると、高額な治療では136万5000円で1000本を移植するコースがある。
坂東は費用について明かすことはなかったが「かなりの金額」と強調。
ただ、毎年植毛を行っていたとは考えにくく、修正申告した7500万円の詳しい使途についての説明はなかった。

申告漏れの原因は、
「税について無知だったのが原因」
とし、
「個人と事務所のお金を1人のスタッフが管理し、どんぶり勘定になっていた」
と説明している。

今後の芸能活動については事務所を閉鎖し、当面の間はフリーで活動する見通し。
オファーのない状況に、
「どんな仕事でもいただければ。
仕事しか取りえがない男、今一度チャンスをください」
と声を震わせ、涙ながらに訴えた。

沈痛な様子で謝罪会見を開いた坂東だが、説明は釈然としない内容に終始。
騒動からまだ1年にも満たず、脱税のイメージを拭いきるには至っていない。
以前程の活動を行うにはまだ時間がかかりそうだ。(船越)


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