AKB48のヲタが10万払う紅白！ヲタ芸が全国放送される日！？

第58回NHK紅白歌合戦の曲目が発表されたが､阿久悠追悼ムードもあって､名曲紅白といった「堅実」なラインナップ。出演者の顔ぶれと相まって「花が無い」「盛り上がらない」といった声も聞こえる。

ところが､ネットオークションに出品された閲覧チケットが10万円以上の値で落札されるという異常な事態を見せているというのだ。「内外タイムス」が報じている。

そんな高値で落札しているのは､ウワサの“アキバ系ワク”で初出場したアイドル､AKB48（えーけーびーふぉーてぃーえいと）のファンだという。

紅白観覧チケットは抽選で配布されるものだが､これがオークションに横流しされること自体は例年珍しいことではない。

「これまでも『ポップジャム』などNHKの音楽番組のチケットは流出していたが､相場は高くても3万円程度。

それが今回の紅白チケットは､10万円以上の値がついていた（音楽関係者・内外タイムス）」

「AKBファンの中で最もすごいのは“貢ぎヲタ”と呼ばれる金に糸目をつけない連中。その人たちがこぞって入札したんです。

観覧チケット1枚で2人まで入れるから『1人当たり5万円なら安いもんだ』と言っていた（アイドルライター・同）」

AKBのライブは､熱狂的なファンが大声でメンバーの名前をコールしたり､一般に“ロマンス”などと呼ばれる「ヲタ芸」を披露するのが定番。

この「ヲタ芸」。奇妙な振り付けでステージの様子などそっちのけで踊り狂うという､凡そ一般の人には理解しにくい奇妙なもの。

それが紅白でも繰り広げられると「カメラが観客席を映した瞬間､キモすごい映像がお茶の間に流れると思う（AKBファン・同）」というのだ。

また､気がかりなこともある。

AKBファンの中には､今やすっかり紅白の常連であるモーニング娘。を筆頭とするハロプロ勢の「アンチ」が多いとも。

「スキャンダルまみれのハロプロに嫌気がさしてAKBファンになった連中だけに､ハロプロの出番で何をするか分からない。

もっとも､ハロプロとAKBを兼任するファンもいれば､モー娘は嫌いだけどBerryz工房は好きというファンもいるから､暴動までにはならないと思うけど（前出アイドルライター・同）

海外のテレビ局には､“ヲタ芸”を秋葉原の新風俗として紹介しているところもあったが､日本の全国放送で､しかも紅白クラスのメジャー番組が放送するとなると､それ自体が一大イベントになる予感も？（淺川）