BIGBANGの仕掛け人､芸能事務所社長･佐々木元が覚せい剤で逮捕!

(04/13)

芸能事務所｢MAD MUSIC｣の代表取締役社長を務める佐々木元が､覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕された｡

調べによると､2015年に東京･羽田空港の国際線ターミナルで覚せい剤の粉末がついた眼鏡ケースが落ちており､捜査を進めていたところ佐々木元の名前が浮上｡今月12日､家宅捜索を行ったところ､冷蔵庫やカバンから覚せい剤を隠し持っていることが確認され､逮捕となった｡

同氏は､韓国出身の大人気グループ･BIGBANGが所属する｢YG ENTERTAINMENT JAPAN｣の元代表｡まだ国内で無名だった彼らを日本で大ブレイクさせた立役者として知られる｡
父親はリンク･セオリー･ジャパンの佐々木力元社長､兄弟は元セオリー社長という資産家に育った彼は､18歳まで香港で生活した帰国子女｡大学卒業後､すぐに｢YG ENTERTAINMENT JAPAN｣の社長に就任｡当時､韓国で人気に火がついていたBIGBANGに注目｡必死にプロモーションを行い､男性K-POPアイドルの先駆けとして大ヒットに導いた｡

2011年に同職を退任すると､自身で新たな事務所｢MAD MUSIC｣を立ち上げ､新進気鋭のアーティストの育成に尽力｡日本のアーティストを世界に発信したいという強い思いのもと､活動を続けるが結果的には薬物事件で逮捕という結末に｡
一番辛いのは､彼の家族と､所属アーティスト｡未だブレイクを生み出せておらず､くすぶったままの彼らは､社長を失い今後路頭に迷うだろう｡

なお､佐々木元は調べに対し認否を留保しているという｡(柳井)

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