音楽プロデューサー･松尾潔､ジャニーズ楽曲からの印税を全て寄付すると宣言!

(09/05)

音楽プロデューサーとして数多くのアーティストに楽曲を提供している松尾潔が､自身のツイッターにて､今後ジャニーズ関連の楽曲から得た収益については､全額寄付することを公表した｡

｢15年ぶりにフリーランスに戻って2ヶ月｡事務所を介して提供してきた楽曲の著作権もすべて直接契約となりましたので､株式会社ジャニーズ出版から支払われる印税を､全額子どもの人権向上に尽くす団体への寄付とすることをご報告します｣

この背景には､ジャニー喜多川元社長の性加害問題がある｡松尾潔は､ラジオ番組にてジャニーズ事務所を批判する内容を発したことで､山下達郎らが所属する音楽事務所｢スマイルカンパニー｣から契約解除された｡
ジャニーズに敵対的な姿勢を見せておきながら､ジャニーズ事務所から収益を受け取るのはしっくりこないと感じたのだろうか｡寄付することで､お金を有意義に活用してもらえれば､自分が楽曲提供したことも正当化できるという考えかもしれない｡

ジャニー喜多川によるジャニーズJr.らへの性加害問題を絶対に許してはならないと強固な姿勢を貫く松尾潔｡芸能界では少数派の存在であっても､彼のように声を上げて､動きを見せてくれる人がいるのは素晴らしい｡(船越)

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