ギャル曽根、大食いでついに負ける　新女王は44歳の“魔女”菅原

3月30日､昨今の大食いブームに火をつけた人気番組｢元祖!大食い王決定戦｣(テレビ東京系)で､史上初の同一大会3連覇を目指したギャル曽根(ぎゃるそね=22)が準決勝で敗退した｡

今回は､１年ぶりの女性限定戦で｢真の大食い女王｣を決める戦い｡ギャル曽根を含め､東西予選を勝ち抜いたツワモノたち合計8名で争われた｡

ギャル曽根は1回戦から最下位通過で､苦しい立ち上がりとなった｡それでも2回戦の｢ソーセージ対決｣､3回戦の｢うなぎ茶漬け対決｣を順調にクリア｡

準々決勝の｢ココナツエビフライ対決｣は､｢ココナツが苦手｣でまたも大苦戦するが､辛くも勝ち抜いた｡そして行われた準決勝の｢ステーキ対決｣は空前の大接戦｡計測の結果､ギャル曽根がわずかステーキ肉3gの差で敗れ､大会3連覇への夢はここで途絶えた｡

ギャル曽根を押しのけ女王の座に輝いたのは盛岡の子連れ主婦､菅原初代(すがわらはつよ=44)｡番組では“魔女"菅原と呼ばれ､どことなくカゲのあるその風貌は､ギャル曽根と好対照｡2回戦以外は全てトップで通過した彼女は､決勝戦でもラーメン20杯を食べきり､2位に5杯の差をつけるぶっちぎりの優勝だった｡

決勝終了後､コメントを求められたチャンピオンの“魔女"菅原は､ギャル曽根に対して､｢修行して出直して来い!｣と厳しいエールを送った｡

昨年のジャイアント白田の引退に続いて､大食いアイドルとして君臨してきたギャル曽根の牙城がついに崩壊｡大食い界は新たな戦国時代を迎えようとしている｡(松野)

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