昨年のバイク事故から復活した江口ともみが「世界のエグチ」になる日も近い？

昨年の4月､深夜番組「第二アサ秘ジャーナル」のロケ収録中に､栃木県那須町の那須バギーパーク内で運転していた大人用バギーの事故で､タレント・フリーアナウンサーの江口ともみ（えぐちともみ=40）が､大事故にあった一件を覚えているだろうか？

江口は当時､125ccのバギーでコースを疾走中､転落。

コース脇の木製のさくに右脇腹を強打し､右腎臓損傷で摘出手術を受け､全治2週間という大怪我をおった。

一時はタレント生命はおろか､命の危険も囁かれていたのだが､手術後の経過は良好で､昨年6月2日から仕事復帰した。

あれから1年が経とうとしている。

江口は､たけし軍団のつまみ枝豆（つまみえだまめ=50）夫人であり､自身もオフィス北野に所属している。軍団のメンバーというわけではないが､夫の師匠であるビートたけし（びーとたけし=61）からも「枝豆の嫁さん」と呼ばれ､可愛がられているのだとか。

と､ここまで書いて､「たけし」「事故」という流れで思い出すのが､ビートたけしが1994年に起こしたバイク事故のことだ。

同年の8月､東京都新宿区の都道で原付バイク事故を起こし､ビートたけしは入院生活などで半年間テレビへの出演が出来なかった。

退院時､暫くは顔面の半分が麻痺した状態であったが､懸命なリハビリにより回復。

その3年後､1997年に､たけしは映画「HANA-BI」が､第54回ヴェネツィア国際映画祭で日本作品として39年ぶりとなる金獅子賞を受賞し､一気に世界的なスターダムに上り詰めていくことになる。

少々不謹慎な言い方かもしれないが､たけしと同じ事務所､そしてバギーとはいえ同じバイク事故からの復帰。

その姿に､江口ともみと世界のキタノがかぶるイメージを持ってしまう人や勇気付けられる人は少なくはないのでは？

もっとも江口の活動はたけし軍団絡みが多かったが､近年ではそうでない番組にもレギュラー､ゲスト問わず出演している。

復帰から1年。

偉大な先輩・たけしと同じ運命をたどる奇妙な世界が存在するならば､2年後には「世界のエグチ」が誕生するかも？

もっとも､そうなるとつまみ枝豆は面白くないだろうが……。（古田鉄寿）