“休刊”「ヤンサン」から移籍決定！第一弾は「Dr.コトー」

事実上の廃刊が決まった小学館の青年漫画誌「ヤングサンデー」

たしかに発行部数は不振だったものの､連載中の作品にはドラマ化､アニメ化といった形で映像化されたものも多く､そうした人気作品の今後の“去就”を不安に思うファンも多かった。

そんな中､同誌廃刊以降の“受け入れ先”が決定した､最初の漫画が明らかになった。山田貴敏（やまだたかとし=49）の「Dr.コトー診療所」だ。

離島医療に取り組む青年医師の姿を描いたこの漫画は､「ビッグコミックオリジナル」で連載が継続される。

同作は2000年から連載を開始､コミックス（１～22巻）は発行部数1,000万部超のヒット作だ。

また､吉岡秀隆主演で何度もドラマ化もされており､03年には平均視聴率18.9％､06年は同22.1と､こちらもヒットしていた。

廃刊後の連載継続については､同誌で「鉄腕バーディー（過去にアニメ化も）」を連載中の､ゆうきまさみが小学館の対応についての苦言などをブログで発表したばかり。

ゆうきは同ブログで､何らかの形での連載継続を示唆している。

ヤンサンは､他にも「イキガミ（映画：松田翔太主演）」「クロサギ（ドラマ､映画：NEWS・山下智久主演）」「都立水商！（ドラマ：藤井隆主演）」といった映像化作品の連載が継続中で､それらの作品の今後についても､注目が集まっている。（淺川）

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