第3回日本ケータイ小説大賞はkiki作の「あたし彼女」に決定!!

日本ケータイ小説大賞という賞をご存知だろうか?

これはケータイ小説を対象とした賞で、ケータイ小説家に与えられる文学賞のこと。

小説やシナリオ、そのほかさまざまな賞がある中で、いよいよケータイ小説に関する賞も本格的に認知されてきた様子がある。

この賞、実はもう3回目になり、ケータイ小説家にとってはひとつのステータスとなっているのだ。

それもそのはず、ケータイ小説の急速な浸透によって、ケータイ小説を書籍化したものが100万部を超えるベストセラーになったりすることはもはや珍しいことではない。

この賞の受賞作品ではないが、「恋空」などは、ケータイ小説、書籍、映画、ドラマと、あらゆるジャンルにおいて重要なコンテンツとなっているほどだ。

そんな中、注目すべき第3回日本ケータイ小説大賞が発表された。

今回、大賞を受賞したのは北海道在住の女性作家、kiki(23)氏。

彼女の描いた「あたし彼女」が選ばれ、同作はTSUTAYA賞、JOYSOUND賞にも選ばれ、初の3冠獲得を達成した。

この「あたし彼女」は今時の若者言葉を多用した今までにない文体で、切ない恋心をつづった作品。

審査委員長を務めた作詞家、秋元康(あきもとやすし=52)は

「言葉のリアリティがすばらしい。こんな小説を読んだことがない」

と、もろ手をあげて大絶賛。

さらには、

「小説家の頭では生み出せないものだと思う。彼女の言語感覚はおもしろい。体で感じた体感小説だと思う」

と、ケータイ小説ならではの新たな可能性に目を見張った。

日本ケータイ小説大賞といえば、第1回(2006年)の大賞受賞作、「クリアネス」(十和:著)や、第2回(2007年)の大賞受賞作、「白いジャージ〜先生と私〜」(reY:著)がそれぞれ数十万部レベルの売り上げを達成しており、今回の作品も映画界、テレビ業界をはじめ、「間違いなくヒットする芽」として注目を浴びている。

まさに、アメリカンドリームならぬケータイドリームというわけか。

ちなみに、この大賞、実は誰でも応募ができる。プロ、アマ、年齢は一切問わないというのだ。

そのほかには「公式応募サイトもしくはフリー応募制に参加するサイトで公開され、ケータイで閲覧可能であること」などの条件があるのだが、基本的にはあなたの温めている作品でチャレンジできる。

「よし、思い切ってチャレンジしてみるか」という人。

もしかしたら、来年はあなたの作品が選ばれているかもよ?(古田鉄寿)


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